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協同組合って?

みなさんは、童話「大きなかぶ」のお話を知っていますか?
大きくて立派(りっぱ)に育ったかぶをおじいさんがぬこうとしても、一人ではぬくことができません。そこで、おじいさんがおばあさんを、おばあさんが孫(まご)を呼(よ)び「よっこいしょ」と引っぱりましたが、かぶはぬけません。今度は孫が犬を呼び、犬がネコを呼び、ネコがネズミを呼んでみんなでいっしょに引っぱると、ようやくかぶをぬくことができたというお話です。

「協同組合」(きょうどうくみあい)というのは、このお話のように同じ目的(もくてき)を持った人たちが集まって助け合う組織(そしき)です。
「協」という字をよく見てください。
「+」の横に「力(ちから)」が3個(こ)。
つまり力を三つ足す、とも読めますね。
一人ではできないことも、三人集まって力を合わせれば、いろんな願(ねが)いをかなえることができます。
今、世界では戦争(せんそう)やあらそいごとが毎日のように起きています。
お金持ちと貧(まず)しい人の不公平(ふこうへい)な差(さ)が、どんどん広がっています。
こうした世の中をよりよく変(か)えていくために、協同組合の「助け合う」考え方はますます重要(じゅうよう)になってきます。