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外国からやってくる食べ物

わたしたちが毎日食べているものの多くが、外国からやってくるというお話は前にもしましたね。たとえば、おうちのひととスーパーに行ったら、売り場を観察(かんさつ)してみてください。アメリカ産(さん)、オーストラリア産、中国産、フィリピン産など、外国の名前が書いてあるお肉や野菜(やさい)、くだものを見つけられると思います。これらは、遠い外国から船や飛行機(ひこうき)に乗せられて日本にやってきており、これを「輸入」(ゆにゅう)といいます。
とくにたくさん輸入されている食べ物のトップ3は、こちら。

トウモロコシ? そんなにたくさん食べてないのになあ……と思った人がいるのではないでしょうか? たしかにそのとおりです。でも、トウモロコシは2位(い)の小麦の3倍以上(いじょう)もたくさん輸入されているんですよ。
どうしてかというと、ウシやブタのエサになったり、油の原料(げんりょう)に使われたりしているからです。2位の小麦は、パンやめんの材料(ざいりょう)になっています。おもてには見えないところで、たくさん使われているんですね。

わざわざ遠くから船や飛行機で運んでこなくても、日本にはおいしくて体によい食べ物がたくさんあるのですから、そういうものをみんなで楽しみながら見つけていきたいですね。