恋の予感




名前の由来
ひとたび食べると恋するときめきや情熱が溢れ出てくる気持ちになるような、お米になってほしいという期待が込められています。
誕生エピソード
登熟期の高温による品質低下が生じにくい品種として育種された広島県のオリジナル品種です。食味や玄米品質、収量に優れる「きぬむすめ」に、縞葉枯病抵抗性を有し、玄米品質が良好で良食味の「中国178号」を交配して育成した品種です。
おいしさの特徴
やや大粒で、食べたときの粒感ともちもちした食感が特徴で、お米自体の美味しさが感じられます。また、酢めし、炊き込みご飯、丼・カレー・中華料理などの食材と一緒に食べる料理でも、粒感が損なわれることなく、しっかりとお米を楽しむことができます。
恋の予感の名前と包材パッケージは一般公募を行い、名前は1,800件、包材パッケージは250件を超える応募の中から選考されました。
評価項目 | 項目の意味 |
---|---|
におい | 甘い香りがするか、ぬか臭くないか |
見た目 | 照り、粒の大きさ、割れの有無 |
奥歯で感じる引っ付き具合 | |
硬さ | 自分基準から硬いか柔らかいか適度な |
うま味 | 一口目で感じる旨み |
甘み | 噛み続けて耳下腺で感じる甘み |
食感 | 上あごで感じる気持ちよさ |
のどごし | 飲み込んだ後に感じる戻り |
五ツ星お米マイスターとは
お米マイスターとは、お米に関する幅広い知識を持ち、お米の特性を見極め、その良さを消費者に伝えることができる方です。
「三ツ星お米マイスター」と、さらに上級資格の「五ツ星お米マイスター」があり、日本米穀小売商業組合連合会が認定しています。
小池理雄さんのプロフィール
1971年、原宿生まれ。神宮前・原宿に戦前から店を構える、原宿で唯一の米屋の三代目店主。「お米マイスター」のなかで数少ない「五ツ星」の保有者。全国でも珍しく、親子二代で「五ツ星お米マイスター」を保持しており、「自信をもって安全で美味しいお米をお勧めしている(小池氏)」。安いお米ではなく、価値を付けて販売することが米屋の責務であるという考えのもと、生産地と消費地の懸け橋となるべく日々奮闘中。「お米の新しいあり方」を常に模索し続けている。
「楽しくなければお米ではない!」をモットーに、お米の魅力を伝えるべくイベント開催やワークショップ、講演を精力的にこなす。テレビやラジオ、新聞、雑誌、ムック本、業界紙やネット等のメディア出演多数。共著「ごはん検定公式テキスト」(実業之日本社)。
小池精米店のHP
http://www.komeya.biz/
五ツ星お米マイスター小池理雄氏のコメント
しっとりとした穀物の香りがする。粒の張り・大きさは申し分ない。粒が立っていて迫力がある。しっかり噛みしめるほどの硬さと弾力で、またそれによりお米のうま味と向き合うことができる。粒の歯離れが良くややぱらつく感じがする。味が引くのが早くその分あっさりした味わいだ。飲み込んだときの粒の存在感が喉の中でもしっかりと楽しむことができる。