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プレママのための“食”基礎知識 妊娠初期編 妊娠2か月~4か月(4週~15週)

心の準備がまだまだな初期 その間着々と育つ赤ちゃん

妊娠すると基礎体温は高温期が続くので、普段より熱っぽさ、だるさを感じるかもしれません。風邪だと思って市販薬などを飲まないように気を付けましょう。
妊娠7週目を過ぎると子宮は握りこぶし大になります。子宮が腸を圧迫する影響などから便秘がちになることも。
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お腹の赤ちゃんは妊娠12~13週目頃までが器官形成期。赤ちゃんの脳・脊椎・目や耳など神経細胞の8割が形成され、15週目頃までに内臓の形態はほぼ完成します。だからこの時期のプレママは特に、口から入れるものに注意が必要なんですね。
プレママが気を付けたい食べ物① 摂取する量に気を付けた方がよいもの
プレママが気を付けたい食べ物② 避けた方がよいもの

つわりは体のメッセージ 無理しないでねのサイン

妊娠初期の一番特徴的な症状がつわり。早くて5~6週から始まる人もいれば、まったく感じない人もいます。つわりの症状は、吐き気、頭痛、眠気、だるさなど。胎盤が完成する15~16週目くらいまでには落ち着いてくることが多いので、そこまでを目安に頑張りましょう。自分のつわりの型がわかってくれば次第に対策も立てられます。
プレママ最初の難関! つわりの救世主とは?

つわりがきつくて食事がとれないと、赤ちゃんの成長が心配になるかもしれませんね。でも、この時期の赤ちゃんは、プレママの体に蓄えられている養分で十分育つので神経質に考える必要はありませんが、水分の補給を心がけましょう。

葉酸は水溶性のビタミンB群の一種で、細胞の新生に必須の栄養素。妊娠初期に葉酸が不足すると、赤ちゃんの神経系の障害のリスクが高くなると言われています。
プレママの葉酸摂取目標量は480㎍。非妊娠時の2倍です。どれくらいの量かというと、ほうれん草1束あるいはブロッコリー1個くらい。緑黄色野菜で使った料理毎食小鉢を一皿以上食べることを心がけましょう。

模範的な生活よりも 心と体の健康を優先して

体調の悪さや、今までできていたことができなくなるショック、先々の不安などから憂鬱な気持ちになることもあるかもしれません。
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妊娠初期は、体と共に今までの生活が一変する、精神的にも肉体的にも辛い時期。さらに流産しやすい時期でもあるので、体調が悪い時は無理をしないこと。安静にして、できれば横になり、眠い時は眠る。家事はできる範囲で。働いているママは時差通勤を申し出る、家族に家事の分担をしてもらうなど、負担を軽くする方法を考えましょう。

赤ちゃんは「胎芽」と呼ばれる状態から「ヒト」の形になり、プレママの胎盤も完成。重要な器官の基礎ができ、非常に早いスピードで細胞分裂を繰り返す時期なので、葉酸のほか、良質なたんぱく質も積極的にとってください。

マトメノート

  1. 1 妊娠初期は赤ちゃんの体の基礎ができる大事な時期。食生活の見直しを。

  2. 1 つわりのときには水分補給を忘れずに。

  3. 1 赤ちゃんのために、葉酸を意識してとる!