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プレママのための“食”基礎知識 妊娠初期編 妊娠5か月~7か月(16週~27週)

中期は妊娠期間の黄金期

つわりを乗り越え、「プレママであること」にも慣れ、心身ともに余裕が出てくる時期。
つわりが終わった嬉しさから食欲が爆発してしまうことも⁉ 
でも、余裕がある時期だからこそ、栄養バランスのとれた食事を心がけたいものです。

小腹が空いた時には、ビタミンCたっぷりのふかしサツマイモ、鉄分補給もできるエダマメの塩ゆで、β‐カロテン豊富なカボチャの茶巾絞りはいかがでしょうか? フルーツのヨーグルトかけも、カルシウム・ビタミン・たんぱく質が摂れるので、おすすめです。
食べたい気持ちをなだめる “かさまし”と“ごまかし”

お腹の赤ちゃんに鉄を。

赤ちゃんは骨や筋肉がしっかりしてきて、羊水の中を活発に動き回ります。プレママは日々胎動を感じ、赤ちゃんの成長を実感することでしょう。脳の機能も完成し、性差もわかり、26週頃になると聴覚も発達してきて外界の音を感じ取れるようになります。
この赤ちゃんの急速な成長に伴って、大量の鉄分が必要とされるため、プレママは鉄欠乏症貧血に陥りやすくなります。
鉄分を含む食材を意識して毎日とりましょう。

妊娠して初めてわかる 鉄の底力

お腹はもっと大きくなる 先手を打ってトラブル予防

妊娠6か月を過ぎると赤ちゃんの体重は一足飛びに増えていきます。プレママは、体重増加に加え、お腹がせり出てくることで不自然な姿勢になり、腰痛に悩まされることも。
下半身の循環が悪くなる時期でもあるので、ストレッチをしたり、こまめに動いたりしてトラブル予防に努めましょう。できるだけ乗り物を使わず、歩いたりするだけでも運動になります。
肩コリ・腰痛・お腹の張り 血を巡らせてゆるめよう

腰痛をはじめとする中期のトラブルは、冷えからきている場合もあります。足首や腰まわりを冷やさないように気をつけましょう。
その不調の原因は“冷え” 根菜で内側から温めよう

安定期とは言っても、無理をしていいわけではありません。貧血や腰痛以外にも、動悸・息切れ、むくみ、便秘など、マイナートラブルが多くなってきます。出産に向けて準備を進めながら、スローフード・スローライフを心がけましょう。

マトメノート

  1. 1 余裕の出てきた中期も、バランスのよい食事を心がける

  2. 1 おやつは栄養素たっぷりのゆで野菜やカルシウムを補強する乳製品をとろう

  3. 1 鉄分が多い食材を食べて、冷やさない生活で中期特有の症状を緩和しよう