JA
JAはだれのもの?
JA(ジェイエイ)のおもな仕事は、みなさんが住んでいる町や村の農家の人たちを支(ささ)えて、農業が元気になるおてつだいをすること。でも、利用(りよう)しているのは農家さんだけではありません。JAがいろいろな仕事をしていることは前にも説明(せつめい)しましたが、みなさんのお父さんお母さんが農業をやっていなくても、JAのいろんなサービスは利用できるのです。ちょっと難(むずか)しい言葉ですが、「正組合員」(せいくみあいいん)と「准組合員」(じゅんくみあいいん)という2つの種類(しゅるい)があって、そのどちらかになればJAを利用することができます。農業をしている人は「正組合員」、農業をしていない人は「准組合員」といいます。
そしてもう1つ、JAには大きな特徴(とくちょう)があります。それは、JAを利用する人と運営(うんえい)する人が同じ立場だということ。つまり、たんに利用するだけではなく、みんなでいっしょになって、どうしたらよりよい地域(ちいき)・くらしにしていくことができるかを考え、行動していく人たちの集まり。それがJAなのです。
つまり、JAはみんなのものなのです。