JAグループ

SDGs

8.はたらきがいも 経済成長けいざいせいちょう

「ディーセントワーク」という言葉は、働きがいのある人間らしい仕事という意味です。無理(むり)やり働かされたり、安いお金でたくさん働かされるのは、イヤですよね。すべての人が安心して、仕事にやりがいを持てる社会であることが重要(じゅうよう)です。

農業は「やり方によってお金をかせぐことができる」「自分の思ったように目標(もくひょう)を決め計画できる」といった理由から、チャレンジしたいという若者(わかもの)が増(ふ)えています。

JAでは、農業をスムーズに始められるように、必要(ひつよう)な技術(ぎじゅつ)やお金のかせぎ方を教えるだけでなく、そこで暮(く)らすための家を準備(じゅんび)したり、いっしょに農業をする仲間(なかま)をしょうかいしたりします。さまざまな面でサポートすることで、お金をかせぎながら楽しく農業を続(つづ)けられる手助けをしているのです。

また、農業をしながら、英語(えいご)を教えたり、ミュージシャンのように音楽を仕事にするなど、農業とやりたい仕事を両立する人もいます。これを「半農半X(はんのうはんエックス)」といいます。今、自給(じきゅう)しながら、自分の好(す)きなことや得意(とくい)なことで社会の役に立つ暮らし方に、注目が集まっています。

監修:一般社団法人 環境パートナーシップ会議 髙橋 朝美