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「いただきます」の意味

おいしそうなごはんを前に、まずは手を合わせ「いただきます!」
みなさんはちゃんと毎日、大きな声で言っていますか?
「いただきます」は、だれかから何かを受けとったときに言うお礼の言葉ですよね。

では、わたしたちはごはんを食べるとき、だれにお礼を言っているのでしょう?
農産物(のうさんぶつ)を作ってくれる人? 運んでくれる人? 売ってくれる人? 料理(りょうり)を作る人? お米やお肉、野菜(やさい)やくだもの?
ぜんぶ、正解(せいかい)です。
わたしたちの食べ物は、これらすべてのどこか一つが欠(か)けても、口にすることはできません。
だからこそ、食べる前にみんなにお礼の気持ちをこめて「いただきます」と言います。
わたしたちが毎日食べているごはんやおかずは、もとがすべて生きていた命。
お肉は動物、おさしみは魚、野菜やくだものだって、みなもともとは呼吸(こきゅう)をし、親や子がいて、わたしたちと同じように生きていたのです。
その命をいただくことで、わたしたちは生きていけます。
だから、「いただきます」。
みんなに感謝(かんしゃ)の気持ちをこめて、今日もおいしくいただきましょう。