SDGs
3.すべての人に健康 と福祉 を
風邪(かぜ)をひいたり、おなかが痛(いた)くなったら、どうしますか? 日本では、病気やケガをなおしてくれる病院がありますが、世界には、病院が近くになかったり、お金がなかったりして病院に行けない人がいます。すべての人が健康でいきいきと生活ができるように考えていかなければなりません。
健康でいるために肝心(かんじん)なのが食事です。人は、食べることで栄養(えいよう)をとり、それを力に体や脳(のう)を動かしています。朝ごはんを食べなかったり、味の濃(こ)いものばかりを食べていたり、かたよった食生活を続(つづ)けていると、病気になりやすくなります。ごはん、野菜(やさい)、肉、魚などをバランスよく食べることで、丈夫(じょうぶ)な体をつくることができます。
農家*は、みなさんが安心しておいしいごはんを食べられるように、毎日がんばってお米や野菜を育て、牛や豚(ぶた)などの世話をしています。JAでは、農家と協力(きょうりょく)して農産物(のうさんぶつ)の魅力(みりょく)を伝(つた)えるイベントを開催(かいさい)したり、農産物をもっとおいしく健康的(てき)に食べてもらうために直売所などで料理(りょうり)レシピを配るなど、日本のそして地域(ちいき)の食べ物のおいしさを広めています。食べ物を通してみんなの心と体の健康を守っているのです。
監修:一般社団法人 環境パートナーシップ会議 髙橋 朝美
*農家…「農家のお仕事」も読んでみてね。