JAグループ

SDGs

4.しつの高い教育をみんなに

世界には学校に行きたくても行けない子どもたちがおよそ5人に1人いますが、日本は、「義務(ぎむ)教育」という制度(せいど)があり、中学校まではみんなが学校に通えますね。学校では、国語や算数など、みなさんが大きくなって仕事をするために必要(ひつよう)なことが学べますが、学校以外(いがい)にも学びの場はたくさんあることを知っていますか?

JAが農業を知ってもらうために取り組んでいるのが「バケツ稲*1(いね)」です。バケツ稲とは、バケツで育てる稲のこと。農村に行かなくても、田んぼがなくても、家の庭やベランダでお米を育てることができます。お米が成長(せいちょう)する様子を楽しんだり、自分でお米を育てるたいへんさを味わうことで、農家への感謝(かんしゃ)やお米の大切さを感じることができます。

ほかにも、田んぼに入って生き物たちとふれあう「田んぼの生き物調査(ちょうさ)」を行っています。田んぼの生き物の数は、およそ6,300種類(しゅるい)といわれており、自分の足で田んぼに入って生き物を観察(かんさつ)することで、田んぼにはお米を育てるだけではなく、たくさんの生き物の命を育む役割(やくわり)があることを学べます。田んぼの役割*2については「6.安全な水とトイレを世界中に」でもお話ししています。いっしょに読んでみましょう!

監修:一般社団法人 環境パートナーシップ会議 髙橋 朝美

*1バケツ稲
…「バケツ稲を育ててみよう!」「お米が実った!ぼくらはみんな稲作名人」も読んでみてね。
*2田んぼの役割…「6.安全な水とトイレを世界中に」も読んでみてね。