JAプチ問答シリーズ
※朝日新聞に掲載された新聞シリーズ広告(2012年4月~2014年3月)

JAの取り組み紹介

【プチ問答Q3】
ウージ、おうぎ、甘蔗(かんしょ)。これ、なんの別名?

サトウキビ

TPPで離島経済に大打撃の懸念 離島を支えるサトウキビ、牛肉

砂糖の原料となるサトウキビは、奄美大島以南の南西諸島の重要な農産物です。2009年のデータでは、沖縄県の農家の72%がサトウキビ生産を行っており、サトウキビ農業と精糖業が基幹産業となっています。JAおきなわでは、離島に製糖工場を設け、地域の経済を下支えしています。

また、沖縄県全域で肉用牛生産が盛んで、石垣市では「石垣牛」としてブランド化を進めており、市の農業生産額の6割を占める主要産業となっています。

農水省によると、TPPによる関税撤廃で、砂糖の生産量は100%減少し、肉用牛も68%減少すると試算されています。100%減少というのは、すべて外国産に置き換わるということで、国内でサトウキビを栽培している農家は廃業に追い込まれる可能性があります。また、原料のサトウキビを精製する精糖工場はなくなり、それに関わる運送や菓子製造、販売など、関連産業にも大きな影響を与えることが予想されます。

サトウキビ農業と肉用牛生産が重要な産業となっている離島においては、地域経済の崩壊につながりかねません。台風が多く襲来する気候条件を考えると、他の作物を育てるのは難しいといえます。

経済が崩壊すれば、島を離れる人も増え、無人島化する懸念もあります。海洋資源の管理保全や日本の領海の安全を守る上でも大きな問題となります。

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