JAプチ問答シリーズ
※朝日新聞に掲載された新聞シリーズ広告(2012年4月~2014年3月)

JAの取り組み紹介

【プチ問答Q7】
鸛 ある鳥の名前です。なんと読む?

コウノトリ

地球にやさしい、生き物にやさしい 環境保全型農業

兵庫県豊岡市は、国内で野生のコウノトリが最後まで生息していたまちです。現在は、専用の公園施設を設けてコウノトリの保護・繁殖に力を入れ、コウノトリが田んぼの水辺で戯れ、悠々と大空を羽ばたくまでになりました。

エサとなるカエルやドジョウなどの生きものがたくさんいる、コウノトリにとって暮らしやすい環境は、地域の農家やJAたじまが地元の行政と協力しながら築き上げてきました。農薬や化学肥料の使用を抑えることに加え、冬場に水を張ったり、中干し時期を通常よりも遅らせたりすることで、ほぼ1年を通して田んぼに水がある状態を保つ「コウノトリ育む農法」を実践しています。

平成15年に生産者5人で始めたコウノトリ育む農法は、実践する生産者が増え続け、今では250人余り、250ヘクタール以上の田んぼへ広がり、より広範囲で生き物にやさしい農業が実践されるようになりました。

こうした取り組みが評価され、NHKとJA全中・JA都道府県中央会が主催する第42回日本農業賞・特別部門の第9回食の架け橋賞で大賞に選ばれました。

また、天然記念物のトキで有名な新潟県佐渡島。JA佐渡も、トキと人間が共生できる農業を目指しています。農薬や化学肥料を削減し、冬場も田んぼに水を張る「生きものを育む農法」により、トキを中心とした豊かな生態系を守り、生きものが暮らしやすい水田環境を作り出しています。

こうした環境保全型農業と呼ばれる取り組みは、社会全体の環境保全への意識の高まりから、各地で進んでいます。環境に配慮した持続性の高い農業生産方式の導入計画を提出して、都道府県知事の認定を受けた「エコファーマー」は、平成11年の制度開始以来増え続け、24年3月末現在で21万6,287件が認定されています。

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