JAプチ問答シリーズ
※朝日新聞に掲載された新聞シリーズ広告(2012年4月~2014年3月)

JAの取り組み紹介

【プチ問答Q15】
全世界で25ヵ所の、世界農業遺産。日本にはいくつある?

5ヵ所

農村で自然や文化、人々との交流を楽しむグリーン・ツーリズム
都会の子どもたちを対象にした体験ツアー(農協観光HPより) グリーン・ツーリズムを取り入れた企業の研修旅行(農協観光HPより)

世界農業遺産は、国連食糧農業機関(FAO、本部ローマ)が、世界各地の伝統的な農法や生物多様性に配慮した農業地域などを保全する目的で、平成14年に始めた制度です。日本は、先進国で初めて認定を受け、現在5箇所が認定されています。平成23年に「能登の里山里海」(石川県)と「トキと共生する佐渡の里山」(新潟県)、今年5月には、「静岡の茶草場(ちゃぐさば)農法」(静岡県)、「阿蘇の草原と持続的農業」(熊本県)、「国東半島宇佐の農林漁業循環システム」(大分県)の3地域が新たに認定されました。

グリーン・ツーリズムとは、こうした世界農業遺産の認定地域のような、農山漁村地域を訪れ、自然や農業、文化に触れ、人々との交流を楽しむ体験型の余暇活動です。

一口に、グリーン・ツーリズムといっても、日帰りの場合や、長期的に滞在したり、定期的に何度も農村を訪れたりするものまで、さまざまです。近くの農山漁村へ出かけ、ファーマーズマーケットで農畜産物を購入したり、果実の観光農園で収穫を体験したりする簡易的なものから、遠方へ出かけ農家民泊をしたり、農家の作業を手伝う援農ボランティアとして長期滞在したりするなど、より農山漁村とかかわりの深いものまで幅広くあります。

JAのグリーン・ツーリズム事業の歴史は古く、昭和46年に長野県の民宿が都会の子どもを受け入れ、田舎の自然を体験してもらう「夏休み子ども村」を実施したのが始まりです。(株)農協観光は約40年にわたりグリーン・ツーリズムに取り組み、約30万人の子どもたちに農村での体験機会を提供してきました。

JA全中の調査(平成24年度)によると、「グリーン・ツーリズム等による農村と都市の交流・連携」に取り組んでいるJAは、192JAあります。

この夏は、皆さんもグリーン・ツーリズムに出かけてみてはいかがですか。

JAプチ問答シリーズトップへ戻る
ページトップへ