JAプチ問答シリーズ
※朝日新聞に掲載された新聞シリーズ広告(2012年4月~2014年3月)

JAの取り組み紹介

【プチ問答Q16】
田んぼにいる、この生きもの。名前は?

カブトエビ

多様な生きものを育む田んぼの役割学ぶ田んぼの生きもの調査
カブトエビ 田んぼや水路の生きものを調べる子どもたち

田んぼはお米を作るだけでなく、たくさんの生きものの命を育む場所でもあります。メダカやカエルなどの水辺の生きもののほか、トンボやバッタなどの昆虫、渡り鳥など、お米の生育に合わせて田んぼの環境が変わると、集まる生きものたちも変わってきます。

カブトエビは、6〜7月に田んぼに発生する、体長2〜3センチ程度の甲殻類です。2億年前から姿を変えずにいることから「生きた化石」とも呼ばれています。雑食で、田んぼに生えてくる発芽したばかりの柔らかい草を食べるほか、水を濁らせ雑草を抑える抑草効果も期待できるため、「草取り虫」ともいわれています。

こうした田んぼやその周辺の水路、ため池なども含め、さまざまな生きものの命を育む豊かな生態系は、田んぼで米づくりが営まれるからこそ成り立っています。しかしながら、お米を作る田んぼの減少、田んぼ周辺の環境変化などにより、そこに生息する生きものたちが減っています。

田んぼに集まる生きものを観察することで、生きものを育む田んぼの役割を実感してもらう取り組みが、田んぼの生きもの調査です。各地のJAは、子どもたちを中心に、田んぼの生きもの調査の機会を提供しています。調査を通じて、稲作を中心とした日本農業が、さまざまな生きものを育み、豊かな自然環境や景観を築いてきたことなど、幅広く知ってもらうきっかけになればと考えています。

皆さんも、自分が住む地域の田んぼにどんな生きものがいるのか、調べてみてはいかがでしょうか。

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