SDGs
13.気候変動 に具体的 な対策 を
地球温暖化(おんだんか)により、北極(ほっきょく)のシロクマがえさを食べられずやせたというニュースを聞いたことはありますか? これは遠くの話ではなく、みなさんの暮(く)らしにもえいきょうをおよぼしています。ここ数年、夏に暑すぎる日が続(つづ)いたり、異常気象(いじょうきしょう)で大雨や洪水(こうずい)などの災害(さいがい)が増(ふ)えているのは、地球温暖化の影響(えいきょう)によるものです。
その原因(げんいん)の1つは、二酸化炭素(にさんかたんそ)の増加(ぞうか)です。日本の二酸化炭素の排出量(はいしゅつりょう)は、世界ランキングで5位(い)。わたしたちは、車の排気ガスを減(へ)らしたり、作るときにたくさんの二酸化炭素を排出するプラスチック製品(せいひん)の使用を減らしたり、できることから取り組まなければなりません。
また、JAが大切にしている、日本で食べるものは日本で作る「国消国産*1(こくしょうこくさん)」、地域(ちいき)で作ったものを地域で食べる「地産地消*2(ちさんちしょう)」もそれをかなえる1つの方法(ほうほう)です。遠い外国から運ばれてくる輸入品(ゆにゅうひん)などの移動(いどう)を減らすことで、二酸化炭素の削減(さくげん)にこうけんすることができます。
監修:一般社団法人 環境パートナーシップ会議 髙橋 朝美