第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式
第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を開催
JA全中は、令和2年1月11日、大手町カンファレンスセンターにおいて、第44回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰式を開催しました。今回は全国から作文部門50,660点、図画部門60,767点、合計111,427点の応募がありました。内閣総理大臣賞を受賞した作文部門の長町そよかさん(高松市立栗林小学校6年)、図画部門の清和羽音さん(長泉町立北中学校3年)をはじめ、文部科学大臣賞、農林水産大臣賞、全国農業協同組合中央会会長賞の入賞者計20名に賞状と記念品が贈られました。(受賞者一覧はこちら)
表彰式には入賞者とその家族、後援・協賛団体関係者ら約120名が出席しました。主催者としてJA全中の須藤 正敏副会長は、「日本食は健康的であると世界から注目されていますが、新鮮な野菜や肉、卵との相性もよく、栄養バランスのよい食事を摂るうえで、ごはんは欠かせない存在です。このコンクールは、自分にとってよい食とは何かを考える、みんなのよい食プロジェクトの一環でもあり、ぜひこの機会に、自分にあったごはん食を探してほしい。そして、全国の小・中学生の皆さんが、今回入賞されたすばらしい作品の数々に触れ、共感が広がっていけば主催者としてはうれしい限りです。」と挨拶しました。
そして、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・農林水産大臣賞・全国農業協同組合中央会会長賞の受賞者に、各省の代表者とJA全中の須藤副会長が表彰状と記念品を授与しました。
表彰式の締めくくりとして、内閣総理大臣賞を受賞した作文部門 長町さんと図画部門 清和さんにインタビューを行いました。
長町さんは、受賞作品「広がれ!お米の可能性」を朗読。
「受賞したと聞いたときは、びっくりしたけれど、友だちにも何度もすごいねってほめられて、ほんとうにうれしかった。ベトナム旅行から帰国した後、ベトナムのお米料理に興味があったので、図書館に通い、日本のお米との違いやベトナム料理にあったお米の使い方について、いろいろと調べたかいがありました。」と話してくれました。
清和さんは受賞作品「おむすびは勉強のおとも」について、「全国コンクールで賞をとったのは初めてで、両親からもすごく頑張ったねと言われたときは、ほんとうにうれしいと思った。今回の作品については、おむすびのお米や海苔の質感を出すのがたいへんで、壁の絵を仕上げたときは、違う種類の絵具を何度もぬりかさねるなど、とても苦労した。趣味は絵画鑑賞で、将来は絵画修復士になりたい。」と語ってくれました。
今後もJA全中は、小・中学生のみなさんの作文・図画コンクールなどを通じて、お米や日本農業の大切さを広く伝えていきます。