第46回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式

第46回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を開催

JAグループは、令和4年1月8日、JA共済ビルカンファレンスホールにおいて、第46回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰式を開催しました。今回は全国から作文部門36,474点、図画部門45,951点、合計82,425点の応募がありました。内閣総理大臣賞を受賞した作文部門の篠﨑迅さん(桜川市立雨引小学校6年)、図画部門の𠮷江小浜さん(太田市立沢野小学校5年)をはじめ、文部科学大臣賞、農林水産大臣賞、全国農業協同組合中央会会長賞の入賞者計20名に賞状と記念品が贈られました。(受賞者一覧はこちら)

表彰式には入賞者とその家族、後援・協賛団体関係者ら約100名が出席しました。主催者としてJA全中の菅野 孝志副会長は、「このコンクールを通じて、全国の小・中学生の皆さんが、ごはんやお米について思いを巡らせ、家族で食卓を囲むことの幸せを感じたり、自分たちの暮らす地域や日本の農業について考えたりしたことは、皆さん自身にとっても大切な経験になったのではないかと思う。今回入賞された作品からも、ごはんやお米、そして稲作に対しての理解や愛情を感じることができた。JAグループとしてもごはんやお米の大切さや農業の価値について、さらに情報発信をすすめ、『国消国産』の大切さを伝えていきたい。」と挨拶しました。

そして、内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・農林水産大臣賞・全国農業協同組合中央会会長賞の受賞者に、各省の代表者とJA全中の菅野副会長が表彰状と記念品を授与しました。

表彰式の締めくくりとして、内閣総理大臣賞を受賞した作文部門 篠﨑さんと図画部門 𠮷江さんにインタビューを行いました。

篠﨑さんは、受賞作品「ぼくの勝負メシ」を朗読。
「受賞の連絡を受けたときは、ほんとうにうれしくて、家族にもこんなすごい賞がいただけるなんて、まさに夢のようだとたいへん喜んでもらいました。いまは、お母さんがにぎってくれた勝負メシのパワーボールを食べて陸上の短距離走の選手としてがんばっていますが、将来の夢は多くの人を助けられる救急救命士になりたい。」と語ってくれました。

𠮷江さんは受賞作品「水田の帰り道」について、「受賞したことは学校の先生から聞きました。学校のともだちや先生、家族からよかったねと喜んでもらえて、ほんとうにうれしかったです。今回の作品は、田植えの季節になると家の前にある水田に、まわりの景色が写りこんでいる様子がとてもきれいなので描いてみました。水田のあざやかな色合いを出すのがとてもむずかして苦労したけど、これからも好きな絵はつづけていきたい。」と話してくれました。

今後もJAグループは、小・中学生のみなさんの作文・図画コンクールなどを通じて、お米や日本農業の大切さを広く伝えていきます。