帝塚山学院幼稚園「稲刈りから精米まで」
12月22日(火曜日)
(大阪府)帝塚山学院幼稚園
夏の暑さにも耐えることが出来た子ども達の稲がいよいよ収穫の時期を迎えました。子ども達は5月から育ててきた稲の収穫を心待ちにしていました。いつが収穫の時期なのか、収穫までにどんな作業をするのかなど、子ども達と実際に図鑑や絵本を用いて調べながら取り組みましたよ。
稲刈りをするのに、とても力が必要だったので、子ども達は「とっても大変だね!」と言いながらも自分たちの稲を刈ることが出来ると、「できた!」「沢山お米ついてる!」と喜びの声をあげていました。
稲刈りをして満足してはいられません。お米として食べるためには次は何をするのか、再び子ども達と一緒に調べました。
まずは脱穀。稲刈りした稲を10日間陰干しをし、いよいよ脱穀開始です。一粒一粒が大切なお米。大事に脱穀作業を行いました。
脱穀が終わると、籾すり。もみ殻を取る必要があります。子ども達は、「もみ殻ってなに?」「どうやって外すの?」と興味津々。機械の力を借りて、籾すりを行いました。機械に入れると聞くと、「大丈夫?」「お米つぶれないの?」と心配していた子ども達。でも機械から出てくる玄米を見て、「出てきた!」と驚きと喜びでした。
無事にもみ殻と玄米に分けることが出来ました!
キレイにもみ殻が取れて、子ども達は「できたね!」と満足な表情を浮かべていました。まだ白米ではないので、子ども達は「まだ食べられないの?」と驚いていました。
続いて、最後の工程。精米へとうつりました。いよいよ白米になることを知ると、子ども達は「やった~!」と言いながら楽しみにしていました。精米機に入れて、精米すると、「なんだか洗濯機みたいにグルグル回ってる」とお話していました。
精米機にかけると、お米の色の違いにビックリ!とっても白くなって、白米の出来上がりです。同時に「ぬか」が出来ましたよ。「子ども達はサラサラしているね。」と初めてみるぬかにも興味を示していました。
精米まで終えて、沢山の工程を経て自分たちの食べている白米になっていることを実感し、お米のありがたさ、大切さを感じることが出来ました。