帝塚山学院幼稚園「お米収穫後の活用方法~ぬか漬け作りと玄米茶作り~」

1月20日(水曜日)

(大阪府)帝塚山学院幼稚園

【ぬか漬け作り】     

前回作ったぬか床に早速キュウリを漬けてみました。どんな味に変身するのかとても楽しみにしていた子ども達。糠から取り出したキュウリを見て、「おいしそう~」「いい匂いがする~」とぬか床の香りも楽しみました。

栄養たっぷりの匂いがするね!

早速、実食!!「どんな味だろうね~」と目を輝かせてワクワクしていた子ども達。

美味しいね!栄養満点のぬか漬け♪

一口食べると「おいし~!!」とあっという間に完食でした。

また、ぬか漬けの効能を伝えると、「すごい力を持っているんだね!」「それもお米に力があるからかなぁ~」と、再びお米のパワーの偉大さ気付くことが出来ました。

【玄米茶作り】

白米にする前の工程で出来た玄米。食べるのではなくて、お茶にして美味しくいただきました。

お茶にするとお話すると、「お米なのに?」と不思議そうにしていました。実際に園長先生に玄米を炒って頂くと、香ばしい香りが広がりました。「もうおいしそう~」「お腹の減る匂いだね」とお話しながら観察しました。

ポップコーンのように、玄米が爆ぜる所も見ることができましたよ。

そして、香ばしい香りの玄米茶を頂きました。子ども達は、「色はいつものお茶と同じように感じるけど・・・」と、お話してから1口飲んでみると・・・

「お焦げの様ないい香り?味?がしたよ~」「美味しい~」と玄米茶の味を楽しみました。また、一緒にお干菓子もいただき、お湯のみの持ち方なども伝えると、「なんだか温まる~」とお茶を楽しむという体験をすることが出来ました。白米を食べるだけでなく、お茶でもお米のパワーをもらいました。

子ども達の作った玄米茶。ご家庭でも楽しんでいただきました。

【バケツ稲栽培を通して…】

子ども達の身近にあるお米ですが、実際に育ててみて普段食べているお米のありがたさや大切さを感じ、白米を食べて終わりではなく、捨てる部分が何もなく、すべてを使い切る先人の知恵、日本の古くからの心を学ぶことが出来ました。