稲の成長~苗の移しかえから3週間

6月19日 (月) はれ

1株の稲から4~6本の茎が出てきました。水面には新しい茎が顔をのぞかせています。苗の移しかえ後、20~40日後にかけて「分げつ(稲の枝分かれ)」が最も盛んになる「分げつ盛期」となります。この分げつは田植え(苗の移しかえ)から約2ヶ月くらい続きます。

毎日の稲の成長が楽しみです! バケツ稲づくりに挑戦している皆さんも、茎の増える様子を毎朝観察してみてくださいね。

(6/19)コシヒカリ…草丈32㌢

(6/19)ななつぼし…草丈29㌢

(6/19)まっしぐら…草丈32㌢

(6/19)はえぬき…草丈25㌢

(6/19)ひとめぼれ…草丈24㌢

(6/19)あきほなみ…草丈23㌢

(6/19)いろいろな品種のバケツ稲

この時期、バケツ稲づくり相談室 (TEL.03-5295-1323)に下記のような相談がよくあります。

Q~梅雨時期にバケツ稲を外に出したままだと雨水が溜(た)まってしまうため、雨の日は家の中にいれるのですか?

A~稲が根付いていれば雨水がバケツにたまっても大丈夫です。草丈の3分の1の高さまで水がたまったときは水を捨ててください。

Q~稲が成長するにともなって稲がだらんとしているので支えを付けたい場合、どのようにつければ良いですか?

A~支柱を真ん中立てるのではなく周りに立てて、お菓子の閉じ口に使われているビニールの中に針金が入っている「ビニタイ」で、アサガオの支えのような輪を稲の周りに作ってください。風通しが良いことが大切なため、稲自体を縛(しば)ることは避(さ)けてください。風で稲が倒(たお)れそうなときにも、もたれかかるようにして日当たりの良い場所で育ててください。 

(参考) 写真のバケツ稲の支柱は、100円ショップで「円形支柱(5個入り)=100円」を購入して備(そな)えつけました。