ななつぼしの稲の花が咲きました!!

7月24日(月) くもり

 4日前までは、バケツ稲づくり事務局で栽培している6つの品種の成長の差はほとんどありませんでしたが、今日「ななつぼし」の、出穂 (しゅっすい) と開花 (かいか) が同時に見られました。「コシヒカリ」その他の品種は、もう少し様子を見ます。

稲の花 (ななつぼし)

ななつぼしの穂

「ななつぼし」は、平成13年に北海道で育てるために開発され、寒さに強く成長が早いので、夏の短い北海道での栽培にとても適 (てき) している品種です。その「ななつぼし」の品種が梅雨 (つゆ) 明けの晴天 (せいてん) と猛暑 (もうしょ) で、いっきに穂が出て稲の花が咲いたようです。

【出穂(しゅっすい)】

 中ぼし後、稲の成長はさらに盛んになり、稲は次の世代のために幼穂 (ようすい=穂の赤ちゃん) をつくり始めます。茎の中ほどが膨 (ふく) らんで、それがどんどん上に押し上げられて固くなり、約20日間くらいで穂となって顔を出します。出穂の時期は、苗の植え替えをした時期によりますが、「コシヒカリ」で、ふつう夏真っ盛りの8月13日頃と言われています。今年は気温の高い日が続いていますので、7~10日程早まり、8月上旬には「コシヒカリ」の出穂が見られそうです。

【開花(かいか)・受粉(じゅふん)】

 稲は、出穂と開花がほぼ同時に行われます。開花と言っても稲の場合、”花びら”はありません。穂が出ると、すぐに籾(もみ)の真ん中 が開いて、白っぽい雄(お)しべが出てきます。これが稲の花で、晴天の場合、午前9時ごろから午後2時ごろまで (くもりや雨のときには、午後4時ごろまで) 続きます。開花は稲穂の先端から始まり、穂全体が開花するまで1週間程度かかります。

 受粉は開花の瞬間 (しゅんかん) に、雄しべの花粉がめしべにつき、受粉すると籾は閉じて、ふただひ開くことはありません。その後、籾の中ででんぷんが出来て固まって玄米 (げんまい) になっていきます。

 稲の花はなかなか見ることが出来ない貴重 (きちょう) な花です。バケツ稲を毎日かかさず観察して、「稲の花」を見逃さないようにしましょう!

(7/24)コシヒカリ

(7/24)ななつぼし

(7/24)バケツ稲の様子