千石図書館 稲作探検隊 今週の様子 (6/11)
6月11日(月曜日) 天気 雨 気温 19度
草丈 47㎝ 葉の枚数 4×21枚 茎の本数 4×11本 葉の色 少し濃い緑色
観察5回目。 田植えから約1か月が経ちました。 関東地方は先週半ばに梅雨入りし、雨の日が多くなってきていますが、分げつは順調に進んでいるようです。 第3葉まで出ているものがほとんどですが、中には、第4葉が小さく出てきたものもありました。
【バケツ稲づくり事務局より】
稲作探検隊の稲は、順調に成長していますね。 本来ですと、草丈40~50㎝程度、茎が20本程度増えたところで“中干し(水をいったん抜く)”作業をするので、稲の姿はその時期になっていますが、あと1週間ほど待って1株あたりの茎数が15本程度になった頃合いの、梅雨の晴れ間に“中干し作業”をしたら如何てしょうか。 “中干し”とは、暑い夏に田んぼの水を抜いて田んぼの土にヒビが入るまで乾かす作業のことです。 土の中のガスを抜き、空気中の酸素を土の中に取り入れることを目的としています。 こうすることによって、稲の根の活力が高まり、根が地下に水を求めて伸長するため、穂が出ても倒れにくい丈夫な稲に育ちます。 中干し後、株から少し離れた場所に数カ所、竹ぐしなどを差して穴を開けると空気が入りやすくなります。 ※中干しの期間中は、少しでも雨がバケツに入ると効果が出ませんので、天気予報を見て梅雨の晴れ間の1~2日間で作業をしてください。