熊本県あさぎり町子ども会 収穫祭!!

10月14日(日曜日)

先日収穫して掛け干ししていた稲を、脱穀・もみ摺り・精米して実際に食べました。  ようやくここまで来ました。 

まずは脱穀です。

お茶碗やジュースパック、割りばしなどいろいろな道具を使ってみました。  一番簡単だったのは・・・“素手”だったそうです。

素手で一粒ずつ脱穀しました

ほら、こんなに取れたよ!

次にもみ摺りです。

すり鉢に入れてボールでゴリゴリゴリゴリ・・・  取れたもみ殻は、息を吹きかけるか、うちわなどであおぐ風で簡単に取り除くことができました。

すり鉢とボールでもみ殻をとりました

お米はまだかな?

次に精米です。

瓶に入れて棒でザクザクザクザク・・・  この作業は変化が分かりにくく、根気のいる作業でした。  ちゃんと精米できたか不安でしたが、みんなで約1合分の白米ができたので、事前に精米所で精米したお米に混ぜて炊きました。  明らかに色が違いますが・・・気にせず炊きます!  炊きあがるまでの間、子ども達とバケツ稲の成長記録をスライドで振り返りました。

瓶に入れて棒で突きました(精米)

いよいよお米を炊きます

30分後、お米が炊きあがったようです。

みんなでドキドキしながら炊飯器の蓋をオープン!  ちょっと精米が不十分だったようですが気にせず食べます。  まずは白米だけ食べて味わいます。  「バケツで育てたお米の味はどう?」と聞くと「普通のお米の味」・・・と子ども達は冷静です(涙)。  ごま塩や梅干し、のりなど好きなトッピングであっという間に完食しました。  作業しながら「農家さんて大変かとね~」「精米所ってすごかね!」などの声が聞こえていました。  普段、何げなく食べているお米が、農家さんの苦労や、いろいろな工程をへて食卓に上がるということを、少しでも感じてもらえたひと時でした。

炊きあがったお米「美味しそう!」

みんなで記念撮影

バケツ稲づくり事務局様、JAくま様・育苗センター様、精米所の方など、多くの方にご協力いただいて今回の取り組みができたことに感謝いたします。  ありがとうございました。