千石図書館 稲作探検隊 「お祝いの会」

11月4日(日曜日)天気 くもり 気温 16度

5月から半年間、活動を続けてきた「稲作探検隊」も今日が最終日です。  干した稲穂を割りばしを使って脱穀(だっこく)しました。  穂の根元を割りばしではさんでゆっくり引っ張るとポロポロと籾(もみ)が落ちてきます。  籾すり、精米は時間がかかるので、実演して見せてみんなに少しづつ体験してもらいました。  稲は、もみがらも糠(ぬか)も稲わらも捨てるところがありません。  今回は“わら”を使って縄(なわ)を編(あ)む方法を紹介しました。  その後、半年間の活動を絵や作文にした作品の発表を行いました。  「稲の生長が早くてびっくりした」「農家の人の苦労がわかった」など、体験した事、感じた事を、みんな一生懸命発表してくれました。  最後に講師の方から名前を呼ばれ、修了証書を受け取る隊員たちの顔はみんな誇らしげに輝いていました。  皆さんおつかれさまでした。

作品を持って記念撮影(稲作探検隊)

天日で干した稲の束

すり鉢と軟式ボールを使った籾すり

バケツ1つからお茶碗半分くらいの籾(もみ)がとれました

残った“わら”で縄(なわ)を編(あ)んでみました

修了証の授与

最後に作品を持って記念撮影

【バケツ稲づくり事務局より】

 今年は、夏場の連続した猛暑、度重なる台風の到来、害虫の大量発生など気の抜けない日々が続き、大変なご苦労があったことと思います。  無事にお米が収穫できましたことをお喜び申し上げます。  来年も是非、お米づくり体験を通じて、日本の文化・伝統を学び、四季を感じていただきたいと思います。  26週間にわたり「稲作探検隊」のバケツ稲づくり栽培日記の投稿ありがとうございました。