稲の成長~草丈が40㌢になりました
6月26日(月) くもり
苗の移しかえから4週間(28日)、草丈も一番長い葉で40㌢に成長しました。みなさんのバケツ稲の生育状況はいかがですか。
今回は、バケツ稲づくり事務局のバケツ稲づくりの他に、自宅でバケツ稲づくりに挑戦していただいている岡田さんと伊賀さんの生育状況もご紹介します。
岡田さんのバケツ稲は”葉太り”もよく、元気に育っているようですね。
伊賀さんのバケツ稲は、植えた株数が多すぎて栄養不足となっているようですので中央の1株のみ残して、周りの稲は抜いてください。また葉の色が薄くなってきているのは、密植(みっしょく)したことによる”肥料不足”が考えられますので、市販のチッソ・リン酸・カリの成分を含んだ化成肥料(8-8-8)を、ペットボトルの蓋(ふた)1杯分(約5㌘)を土に埋め込んでみてください。
【稲(茎)の観察】
生育中の稲を1本抜いて根元の部分をたてに切って観察してみました。根元近くに1㌢くらいの短い茎があって、そこから枝分かれ(分げつ)して、そのまま何本も新しい葉が伸びているのが分かります。以後、ほぼ7日ごとに新しい葉を出して成長し、新しい葉ほど大きく長くなります。地中に伸びていく根もすべてこの短い茎から出ています。茎は”稲の生命の源(みなもと)”なのですね。