バケツ稲の成長 ~苗の移しかえから42日目~

7月10日(月) はれ

    苗の移しかえから6週間 (42日) 経過しました。バケツ稲づくり事務局で栽培している6つの品種は、全国的なコシヒカリのほか、北海道 (ななつぼし) 、青森県 (まっしぐら) 、岩手県・宮城県 (ひとめぼれ) 、山形県 (はえぬき) 、鹿児島県 (あきほなみ) と気温の差のある地域の稲で、それぞれの成長速度に違いがありますがみんな順調に育っています。特にコシヒカリは、この1週間で14㌢も草丈が伸びて65㌢になりました。

(7/10)バケツ稲の成長

コシヒカリ(草丈65㌢・茎数12本)

ななつぼし(草丈56㌢・茎数13本)

まっしぐら(草丈41㌢・茎数12本)

はえぬき(草丈37㌢・茎数13本)

ひとめぼれ(草丈48㌢・茎数11本)

あきほなみ(草丈49㌢・茎数14本)

【ワンポイントアドバイス】

 夏休みの水管理

 全国のお友達のなかには、早いところで今週末(15日)から夏休みに入る小学校があります。

 夏休み期間中は、家族旅行やおじいちゃん・おばあちゃんのお家に行くなど、家を留守にする機会があると思います。そんな時のバケツ稲の水管理のポイントをご紹介します。

2,3日留守にする場合

 2㍑のペットボトルに水を入れて、ペットボトルのふたに穴をあけて閉めます。水をいっぱいにはったバケツに、ふたをしたペットボトルを逆さまにしてバケツに差し込みます。バケツの水位が低くなると、ペットボトルから水が少しづつバケツに移動して、水を補給(ほきゅう)します。この方法で2,3日程度であれば大丈夫です。

1週間ほど留守にする場合

 バケツよりも深くてバケツがすっぽり入る容器を用意し、バケツ稲ごと容器に入れます。バケツの高さからさらに5㌢ほど高い位置まで水を入れておきます。猛暑(もうしょ)や熱帯夜(ねったいや)が続くとバケツ稲の水がすぐになくなる場合がありますので、少し多めの水を入れてもよいでしょう。

1週間ほど留守にする場合