千石図書館 稲作探検隊 今週の様子(5/28)

5月28日(月曜日)  天気 くもり  気温 25度

草丈 32.1㎝ 葉の枚数 4×7枚  茎の本数 4×3本  葉の色 明るい緑色

観察3回目。田植えから2週間がたち、葉もぐんぐん伸びています。いよいよ「分げつ」が始まりました。気温の高い日が続いているため、生育は順調です。すでに3つ目の茎が出はじめているのもあります。葉の数は、完全に枯れてしまったものは数に入れていません。

田植えから2週間たった稲

【バケツ稲づくり事務局より】

分げつ中の水管理と高温対策に注意してください。

水管理:分げつが始まってから終わる(8月下旬頃)までの間は、稲の成長が盛んなので、水がたくさん必要になります。バケツの水の深さは5㎝くらいを常に保ってください。

高温対策:分げつ時期の夏は、バケツの中が高温になり過ぎて稲が枯れたり、水が腐って臭ったりする心配があります。高温が続く場合は、バケツの中の地温が上がり過ぎないように、バケツの外側を段ボールで囲ったり、バケツの下に板(すのこ)を敷いて風通しを良くしてください。日当たりなどが悪いと藻の増加、成長の遅れが発生します。また、緑色の藻(アオミドロという藻)が発生することがありますが、稲には害はありませんのでご安心ください。増えすぎる状態であれば、水と一緒に掻き出して流してください。腐敗臭がしたり、ポコポコと泡が出るようであれば、根を傷めないような個所にスコップを垂直に奥まで差し込んで隙間を空け、そこにきれいな水道の水をホースなどで腐敗臭や濁りがなくなるまで流し込こんでください。