亜熱帯海洋性気候を活かし、個性豊かな農産物が生産されている沖縄県。 那覇市中心部から車で30分ほど、本島南部の糸満市に位置する県内最大、 沖縄県のJAが初めて開いたファーマーズマーケットが「うまんちゅ市場」です。 糸満市では、さまざまな品目の野菜がさかんに栽培されており、地産地消が根づいています。 精肉や花も県内産にこだわっており、沖縄の農業を肌で感じることができる場になっています。
28種類ある島野菜(伝統的農産物)のほとんどが旬の季節に並ぶのは、うまんちゅ市場ならでは。ゴーヤーなどは1年を通して栽培されていますが、野菜の種類、生産量が多いのは冬場。糸満市内の畑で採れたての野菜を持ち込むので、鮮度が違います。
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沖縄県民には欠かせない野菜。浅漬けや天ぷらに。(1月~6月)
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熟す前のパパイヤは、サラダや炒め物、煮物に。日持ちするのでお土産にも。(5月~3月)
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表が緑、裏が赤紫色で、加熱するとぬめりが出る。(11月~6月)
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ヘチマはゴーヤーと並ぶ代表的な野菜で、味噌煮や汁物などに。(5月~10月)
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沖縄では古くから薬膳料理に使われてきました。牛肉と炒めたり、クリーム煮などに。(11月~2月)郷土料理「人参しりしり」を作るなら、
色鮮やかで甘みたっぷりのブランドニンジン
「美らキャロット」がベスト!
沖縄の気候を活かして栽培される南国フルーツが豊富なのは7月から9月にかけて。自宅用はもちろん、贈答用を求めて訪れる人でにぎわいます。
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(5月~7月)
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(6月~9月)
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(青物は8月中旬~10月中旬、
果実は1月中旬~3月中旬) -
(2月~7月)
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(6月下旬~12月中旬)
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(8月下旬~10月上旬)
シークヮーサーやタンカンなどの果汁を使用したジュースやゼリー・純黒糖など、JAおきなわオリジナル加工品の種類が多いのも特徴。まとめて紹介しているコーナーがあるので見やすい、選びやすい!
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シークヮーサー、タンカン、パイナップル、カーブチーの果汁を使用して、沖縄の果実の美味しさそのままドリンクにしました。
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人気NO.1の加工品。手軽に南国の爽やな味わいを楽しめる。炭酸やお酒で割って飲んだり、調味料として。
沖縄県産の豚肉を取り扱っている精肉店やソーセージ専門店もあります。特に人気なのは「沖縄アグー豚」。ラフテーやテビチなど沖縄ならではの部位もズラリ。地方発送も可能で、飛行機に持ち込みもできます(国際線については各国のルールに基づくことになります。)。
JAおきなわが認定している「食材利用店」は、ファーマーズマーケットの新鮮な食材を使ったお料理を食べられるので、観光で訪れた方にオススメです。のぼり旗が目印です。「うまんちゅ市場」のすぐ近くにある「田舎家」は認定1号店!
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子供のおやつとしても親しまれてきた、玄米から作られた発酵食品。甘さ控えめで、とろっとした食感のドリンク。
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原料が黒糖のみの純黒糖。島の製糖工場によって味わいが異なるので、いろいろ食べ比べてみたい。
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手軽に沖縄郷土料理が味わえる。特にオススメは「山羊汁」と「イカ汁」。
- ●棟上げなどの行事に欠かせないという「山羊汁」。材料は山羊と塩だけ!
- ●冬場のごちそうとして親しまれている「イカ汁」
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サーターアンダギーと並ぶ定番郷土菓子のひとつ。やわらかでムチムチした食感がたまらない、紅芋の揚げ餅。
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定番のうこん茶から、グァバ茶、クヮンソウ茶、長命草茶など健康茶のバリエーションが豊富。好みのお茶を見つけてみては?
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おにぎりをカマボコで包んで揚げたもの。かつては糸満海人のまかない料理だった。みそ味が定番で、さけ、うめ味も。
※掲載情報は2019年4月12日現在のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。