収穫したあとのわらなどを使って何ができるかな

稲からお米を収穫したあとに残る、
わらやもみがらには、どのような利用法があるのでしょうか。
どのようなものがあるのか調べたり、つくってみたりしましょう。

実験と観察の項目例

  • わらを使って縄なわをつくる。
  • 縄づくりから、しめ縄やリースづくりに発展する。
  • 昔はわらを使ってどんなものをつくって利用していたのか調べる。
  • ものをつくる以外のわらやもみがらの利用法を調べる。
  • バケツ稲づくりの体験を、作文や絵画などで表現する。

実験と観察の方法とポイント

実験

わらを使って、クリスマスやお正月のリースをつくってみましょう。

方法

わらの太いほうを足でふみ、2束のわらをねじって縄をつくります。残りの1束も一緒にはじを針金で固定し、できた縄に残りの1束をあみ込こみます。まるめて針金で固定し、かざりをつけます。

観察

お年寄りに、つくり方を教えてもらいましょう。きれいにあみ込むためにはどのような工夫をしているのでしょうか。

結果

ウラジロやみかんのかざりをつければお正月用、松ぼっくりやヒイラギをかざればクリスマス用のリースのできあがり。

重要ポイント

はじめにわらに水をかけてビニール袋にいれておき、その後、木槌などでたたいてやわらかくしておくと、縄にあみ込みやすくなります。

ちょっとゆだんして、縄の先から手をはなすと、わらがほどけてしまうので、注意してください。

文:バケツ稲づくり相談員 小栗 千歌枝

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