(群馬県)高崎市の小学校のバケツ稲づくりの様子を紹介します
(群馬県)JAグループと高崎市とのコラボによるバケツ稲出張講座の取り組み
JAグループは「バケツ稲づくりセツト」を高崎市内小学校に斡旋(無償)して、高崎市農林課職員が市内小学校に出向き、田植えから精米までを指導する「バケツ稲出張講座」を行っています。
高崎市では子供たちに農業への理解を深めてもらうことを目的として、バケツで稲を栽培する「バケツ稲づくり」を通じて食農教育を実施しており、JAグループ群馬では「バケツ稲づくりセット」の無償提供を通じて市の取り組みに協力しています。
出張講座は全3回にわたり、パネルを使用した講義と実習で構成されていて、田んぼの土づくりから多面的機能の説明、田植えから精米までの一連の農作業の実習、さらには観察の指導も行います。
この取り組みは平成15年から始まり、延べ8,000人以上の小学生に、収穫するまでには水管理や網掛け等日々の栽培管理に手間がかかることや、年に1度しか収穫できないこと、稲はすぐには食べられないということ等を実感してもらい、農業や食料の大切さを伝えています。
また、毎年秋に行われる高崎市農業まつりでは、優秀観察ノートの表彰式と展示を行い、JAグループ群馬は賞品を提供する等で協力しています。
※栽培暦と出張講座内容