育てた稲を収穫してみよう
一生懸命育てた稲を、いよいよ収穫してみましょう。
刈り取った稲は、根元をしばって穂を下にして吊るしておきます。
バケツの中の根も観察しましょう。
実験と観察の項目例
- 稲刈りの昔の道具と今の道具を体験しながら比較する。
- 稲刈りの道具がどのように変化したのか、時代を追って並べて観る。
- 稲刈りをしないで、放っておくとどうなるのかを調べる。
- 稲刈りをしたあと、株ごとバケツから抜いて根を観察する。
実験と観察の方法とポイント
実験
昔の道具を使った稲刈りと今の稲刈りを体験して、どのように変化したかを調べます。
方法
石包丁、鎌などを使って稲刈りをしてから、稲刈り機でどのように稲が刈られているかを調べます。
※刃物は危ないので、子どもが体験する場合は保護者同伴のもと行ってください。
観察
図書館やインターネットで昔の稲刈りに使った道具を調べてみましょう。郷土資料館などの施設で、昔の道具を展示していることもあります。
結果
昔の稲刈りに比べ、今の稲刈りは一度にたくさんの稲を楽に収穫することができます。現代の農業を理解できます。日光が必要なことがわかります。
ポイント
現代のように機械がなかった時代は、一つひとつが手作業でした。そのためにさまざまな工夫をし、さまざまな道具を生み出していた知恵。今よりももっと苦労し続けてきた人々の技を学びましょう。
稲刈り方法の移り変わりを、古くから稲作が盛んだった地域の歴史から調べましょう。
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