タイミングを逃さず稲の開花を観察しよう
稲の花は、わずかな時間しか咲きません。花が咲いたら、
その様子を観察したり、受粉状態を変えたりして、
花について調べてみましょう。
実験と観察の項目例
- 稲の花のを観察する。
- 稲の花が開花する順番などを観察する。
- 稲の花を受粉させる体験をする。
実験と観察の方法とポイント
実験
稲の花がいつ咲くか観察します。どのくらいの時間咲いているか、時間を測ります。
方法
稲の穂が出てきたら、何時に花が咲いて、何時に花が閉じるか調べます。花の形や構造もあわせて観察します。
観察
朝から30分か1時間ごとに、花が咲く様子を観察します。また、花はどのような構造になっているかをよく見てください。
結果
稲の花は、午前中の2時間程度しか咲きません。えいがぱっくりと開いて中からクリーム色のおしべが出てきます。受粉が終わるとおしべを外側に残し、固く閉じます。
ポイント
稲の花は、なかなか見ることができません。見逃さないように、稲の穂が出てきたら注意深く観察してください。その後、えいの中の子房がふくらみ、次第にお米になっていきます。
花が咲いている時間は短いから、気をつけておきましょう。
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