よくあるご質問

Q1なぜ穂(ほ)が開くの?
稲(いね)は穂(ほ)が出ると、ひとつひとつのもみが開いてすぐに花を咲(さ)かせます。稲(いね)の花がさく状態は、穂(ほ)が開くことを言います。穂が開く前に、おしべの花粉は熟(じゅく)していて、穂(ほ)が開くと同時におしべの花粉袋(ふくろ)が割(わ)れて、めしべについて受精します。その時間は晴れた日の午前9時ころから12時くらいまで、その間わずか数十分ほどです。同じ穂(ほ)でも、上と下で花のさく日が違(ちが)うこともあります。晴れていない場合は、午後の3時くらいに花が咲(さ)くこともありますので天候に左右されるようです。穂(ほ)が出たら気をつけて観察してください。
Q2あきらかに稲(いね)ではない花が咲(さ)いたれど、どうしたらいいの?
茎(くき)の上部が、いくつか枝分かれしているような形をしていたら、カヤツリ草の仲間です。葉も稲(いね)より細くて数が少ないので、よく観察してください。また、ヒエもカヤツリ草と同じで、よく生えますし、実が出るまでは稲(いね)とそっくりです。ヒエと稲(いね)の見分け方は、茎(くき)の分かれ目で確認(かくにん)できます。稲(いね)は茎(くき)の別れ目に白い輪があり、その周辺に白いうぶ毛のようなものが生えていますが、ヒエにはありません。また、よく見るとヒエの根元の茎(くき)の色は少し赤みがさしていますので、よく観察してぬいてください。
Q3稲(いね)が大きくなった後でも、中干(なかぼ)しをしてもいいの?
茎(くき)の数が20本ほどあり、稲(いね)の高さが50~60cmであれば、梅雨(つゆ)の晴れ間を見て、2日間くらい中干(なかぼ)しをしてください。ただし、炎天下(えんてんか)の場合は干(ほ)しすぎに注意しましょう。バケツと土の接点にすきまができたら中干(なかぼ)しを終了(しゅうりょう)してください。高さが80cmほどまでのびた場合は、栄養がたくさん必要な穂(ほ)の赤ちゃんが茎(くき)の中に出来ている可能性が高く、水がたくさん必要になります。その場合は、茎(くき)の数が20本に満たなくても中干(なかぼ)しは、しない方が良さそうです。
Q4分げつ中のバケツ稲(いね)をうまく育てるポイントは?
毎日1回は観察をしてください。ポイントは、中干(なかぼ)し以外は水がなくならないようにすることです。葉の色の濃(こ)さや、しおれていないかどうかを見ることも大切です。また、ウンカやイネアオムシなどの害虫もよく観察して、見つけたらすぐに取りのぞいてください。害虫に、養分をすわれた稲(いね)は成長した段階(だんかい)で急速に枯(か)れはじめます。
Q5苗(なえ)が50cm以上になった。強風でも大丈夫?
夏は、台風の強い風や雨に気をつけてください。台風の日は家の中に入れるのが一番です。バケツ稲を動かせない場合はベランダなどの屋根のある場所で、ベニヤ板やビニールなどで風よけをして、稲(いね)がたおれないようにしましょう。また、支柱をバケツのふちに間を開けて3、4本立てます。支柱を取り囲むようにビニールテープなどを支柱にからめて輪を作り、稲(いね)がたおれるのを防いでください。
Q6中干(なかぼ)しは必ずしないといけないの?
中干(なかぼ)しは、土をかわかして、土の中にじゅうぶんな酸素を取りこみ、しっかり根をはらせて、じょうぶな稲(いね)にするためにおこなうものです。茎(くき)が20本に増えて、稲(いね)の高さが40~50cmくらいであれば、中干(なかぼ)しをしてください。80cm以上にのびると、穂(ほ)の赤ちゃんの「幼穂(ようすい)」が出来はじめる時期になり、栄養を取るために水がたくさん必要になります。このような時期に水をすてる中干(なかぼ)しはしない方がよいでしょう。
Q7いつになったら穂(ほ)が出てくるの?
育てはじめの時期で違(ちが)いますが、8月中旬から9月中旬くらいまでが、穂(ほ)が出る時期です。穂(ほ)がいつごろ出るかを確かめる方法があります。穂(ほ)の赤ちゃん「幼穂(ようすい)」は、少しずつ穂(ほ)の中で成長して、茎(くき)の下から上に向かって増えていき、茎(くき)がふくらみます。その茎(くき)のふくらんでいる場所で穂(ほ)がいつごろ出てくるか予想できます。茎(くき)の下から上にやさしくさわって、下の方がふくらんでいれば、1か月後ほどで穂(ほ)が出ます。茎(くき)の中ほどがふくらんでいたら、あと1、2週間で穂(ほ)が出ます。また、茎(くき)の中の穂(ほ)が大きくなってきた稲(いね)は、根元から葉の先端(せんたん)まで、まっすぐにピンと立ってきます。茎(くき)がふくらんでかたくなっている感じがして、稲(いね)がピンとまっすぐに立っていたら、もうすぐ穂(ほ)が出るサインです。
Q8台風が来そう!バケツ稲(いね)はどうしたらいいの?
台風がくる前日にはバケツ稲(いね)を校舎や家の中に入れてください。動かせない場合は、ベランダなどの屋根のある場所でベニヤ板やビニールなどで風よけをして、風で稲(いね)がたおれないようにします。また、強風で稲(いね)が折れないように、支柱をバケツのふちに間をあけて3、4本立てます。支柱を取り囲むようにビニールテープなどを支柱にからめて輪を作り、稲(いね)がたおれるのを防いでください。
Q9風で稲(いね)がたおれた!元にもどせるの?
茎(くき)が折れてたおれてしまった稲(いね)は元にはもどりません。たおれても茎(くき)が折れていなければ、まだ少しは水や栄養を吸(す)い上げる力が残っているかもしれませんから、支柱を立てて稲(いね)を支え、様子をみてください。
Q10同じ大きさのバケツや土なのに、成長が違(ちが)うのはなぜ?
稲(いね)がじょうぶに育つための条件は、「日当たりとよい風通し、必要な量の水と肥料があること」です。ただし、この条件が同じなら、すべて同じように育つということではありません。日の当たり方、水や栄養の取り入れ方など、ほんの少しの違(ちが)いで、その後の稲(いね)の育ち方が大きく変わってきます。また、それぞれの稲(いね)によって、種もみの段階(だんかい)から元気に育つ稲(いね)と、弱い稲(いね)があって、それぞれで育ち方に違(ちが)いがでてきます。
Q11稲(いね)の花はいつ咲(さ)くの?
稲(いね)は穂(ほ)が出るとすぐに花を咲(さ)かせます。その時間は晴れた日の午前9時ころから12時くらいまでです。稲(いね)の花がさく状態は、穂(ほ)が開くことを言います。穂が開く前に、おしべの花粉は熟(じゅく)していて、穂(ほ)が開くと同時におしべの花粉袋(ふくろ)が割(わ)れて、めしべについて受精します。その間、わずか数十分ほどです。同じ穂(ほ)でも、上と下で花の咲(さ)く日が違(ちが)うこともあります。晴れていない場合は、午後の3時くらいに花が咲(さ)くこともありますので天候に左右されるようです。穂(ほ)が出たら気をつけて観察してください。
Q12穂(ほ)が出てしばらくたつのに、もみの中は空っぽ。だいじょうぶ?
穂(ほ)が出たばかりのもみの中は空っぽで、1か月半ほどかけて中身がたくわえられていきます。最初のもみの色は緑色で、葉や茎(くき)にたくわえられた栄養であるデンプンが、もみの中に少しずつ送られていきます。デンプンはもみの中で、ミルク状からだんだん固まってお米になっていきます。栄養を送り終えた葉や茎(くき)は、茶色くなって枯(か)れていきます。もみも緑色から茶色になります。もみが茶色くならないで、白くてつやがないような場合は、ニカメイチュウの幼虫(ようちゅう)が茎(くき)の中に入っていることがありますので、白いもみの茎(くき)を一本根元からハサミで切り取って、茎(くき)の中に虫がいないかを確認(かくにん)してください。虫がいた場合は、他の茎(くき)の中にもいる可能性があります。茎(くき)をさわって中がスカスカのようであればその茎(くき)も切り取って、虫がいた場合はすぐに取りのぞいてください。害虫以外で白い穂(ほ)になる原因は、気温の変化などがあります。穂(ほ)の赤ちゃんの幼穂(ようすい)ができ始めるころに、気温の急激(きゅうげき)な低下や、反対に、台風の影響で高温の風がふいた場合も、水分をうばわれて白い穂(ほ)になることがありますが、自然の現象なのでそのままでもだいじょうぶです。
Q13稲(いね)みたいなものが生えているけど、抜いてもいいの?
稲(いね)のまわりに生える雑草は、稲(いね)とよく似ているものがあるので、実がなって初めて稲(いね)ではないと気づくことがよくあります。特にヒエは稲(いね)にそっくりです。ヒエは種が最初から土に入っていたり、風で種が飛ばされてきてそのまま育つことがよくあります。雑草かもしれないと思ったら、茎(くき)の節(ふし)の分かれ目を見てください。稲(いね)には白い輪や白い産毛がその周りにありますが、ヒエにはありません。また、成長していくとヒエの茎(くき)の根元は少し赤みがあります。
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