春の行事『ひな祭り』でお米を使った食べ物を探してみましょう
ひな祭りでおなじみの雛(ひな)あられは普段私たちが食べているお米(うるち米)から作られています。
ひし餅も、お米を粉にした上新粉から作られるのが一般的です。
また、桜餅は、もち米から作られた道明寺粉や、上新粉などから作られています。
ご飯に寿司酢を混ぜて作るちらし寿司や、手鞠(てまり)寿司などは言うまでもありませんね。
実は、甘酒もお米から作られているんですよ。
甘酒は、炊飯器で簡単に作れるって知っていますか?
今回は、簡単にお家で作れる甘酒の作り方をご紹介します。
ぜひ、試して自家製の甘酒を味わってみてくださいね。
甘酒の作り方
用意するもの
米(うるち米) | 1合(約150g) |
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こうじ(糀・麹) | 250g |
お湯(約60℃) | 800cc |
作り方
- こうじをよくほぐします。
- 米1合(約150g)を炊飯器で柔らかめに炊きあげます。
- 柔らかめに炊けたご飯をかきまぜて、約70℃くらいになるまであら熱を取ります。
この時、60℃以上の状態で30分以上おくとこうじ菌が死滅して甘くなりませんので、注意してください。 - 3に、こうじ(糀・麹)を入れて、ご飯とこうじを良く混ぜ合わせます。
- 4に、約60度のお湯(約800cc)を入れて、
保温スイッチをONにしてフタを開けた状態で寝かせ、2時間ぐらい経ったら一度かき混ぜて下さい。 - そのまま保温して、約5時間で出来上がります。
- 出来上がった甘酒は、別の容器に移して冷まして下さい。
保温し続けると乳酸菌が増えて、すっぱくなってしまいます。
そのままでも、更に冷たく冷やしても、また、完全に煮立たせないようにあたためても美味しいですよ。
濃い場合は、お水で薄めてお好みに合わせて頂いてくださいね。
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お家で簡単にできる甘酒。
テーブルを囲んで家族団らんで暖かい甘酒を頂いて、ほんわか気分で癒されてみてはいかがでしょうか?
日本のお祝いの行事では、お酒から料理やお菓子まで、お米を使ったものがたくさんありますね。
お米は私たちの食卓で、主食だけでなく幅広く活躍しています。