岩手県「晴れ餅」JAいわて平泉女性部
大東町地域では、魚が手に入りにくい戦前から戦後にかけて、「晴れ餅」をかまぼこの代用品として結婚式の引出物に利用していた。やがて世の中が豊かになると、晴れ餅は祝いの席から姿を消してきた。そんな中、昭和30年代のある日、講師の石川シゲ子さんは娘の誕生会でおやつに晴れ餅を出してみたら、子どもたちは大喜び。以来、家庭のたばこどき(おやつ)や地域の行事に持参し、地域に広まりを見せた。伝承料理として岩手県食の匠の石川さんは現在も料理講習会などで広く地域に伝え広めている。
材料
米粉(うるち粉7:もち粉3) | 1kg |
---|---|
砂糖 | 150g |
塩 | 大さじ1 |
練りあん | 1kg |
片栗粉 | 少々 |
食紅(赤、黄、緑) | 少々 |
JA女性部レシピ
つくろう!
- 米粉に分量の砂糖、塩を混ぜ70度位のお湯350~400ccでねる。
- (1)をちぎって、食べやすいくらいの山の形にして蒸し器で20分間蒸す。
- 蒸したものを水に入れ、水を取り替えながらきっちりと熱をとる。
- 冷やした(3)をさらに10分間蒸す。(こうすると粘りが良くなる)
- (4)をボールにとり、よく練る。適当な大きさちぎって、赤・黄・緑の色をつけ、あんを入れて大福餅のように作る。
- あんを入れた大福に、割りばしを使って、桃の形・梅の形を作る。葉の形の餅も作ってそれぞれ添えて出来上がり。
餅米、餅粉どれでもきれいに作れます。 大福のように作って割りばしを使って、桃や柿の形を作ります。