島根県「笹巻き」JAしまねくにびき女性部
出雲地方で古くから月遅れの端午の節句に家々で作った「笹巻き」です。
男の子の健やかな成長を願い、こいのぼりや鎧兜を飾り、「笹巻き」はよもぎ、しょうぶ、ぜにあおいを添えお供えし、いただきます。
6月の笹の生育に合わせて祝う、素朴でやさしい地域の伝統と食文化です。
材料(約40個)
団子の粉 | 1キロ |
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水 | 約800cc |
笹の葉(新葉) | 40枚 |
笹の葉 | 200枚 |
茎 | 40本 |
いぐさ | 40本 |
つくろう!
- 笹の葉を1枚ずつ外し、葉、新葉、茎に分け洗い、葉は乾かないように水につけておく。
- イグサは干してから、水につけやわらかくしておく。
- ボウルに団子の粉と水の量の2/3を入れこねる。残りの水を加えさらにしっかりこねて40gくらいの楕円形の団子にする。
- 団子に茎をさし笹の葉(新葉)で団子を包む。
- 葉4枚の上に(4)をのせ左右から包み、(根元をクリップで留めておくと簡単)もう1枚で笹の先から棒の方へ細くなるように巻いていく。
- イグサで根元の方をしばる。
- 沸騰した湯に入れ、20分程度ゆでて出来上がり。
水の量は団子が耳たぶくらいの硬さになるよう調整してください。粉をこねるとき、しっかりこねることがポイントです。ゆでる時に湯が入らないよう、笹の葉でしっかりと包みましょう。笹巻きが浮いてきたらゆで上がったサイン。10本ずつ束にしハカマをはかせると見事な出来栄えです。 (写真は5本)
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!