石川県「おせち料理」JAはくい女性部 中邑知支部
おせち料理は、正月に食べるお祝いの料理です。年神様へのお供え料理であり、また家族の幸せを願う縁起ものの料理でもあります。“めでたさを重ねる”という意味で縁起をかつぎ、重箱に詰めて出されます。地方や家庭ごとにお重の中身は様々ですが、五穀豊穣、子孫繁栄、家族の安全と健康などの祈りを込めて山海の幸を盛り込みます。
材料
サケの昆布巻き | |
昆布(20cm)※水5カップで戻す | 8枚 |
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かんぴょう(30cm) | 16本 |
サケ(甘塩) | 2切 |
田作り | |
ごまめ(五万米) | 80g |
A)しょうゆ | 大さじ2と1/2 |
A)砂糖 | 大さじ3 |
A)みりん・酒 | 各大さじ1/2 |
サラダ油 | 小さじ1 |
いしかり漬 | |
塩紅ザケ | 200g |
白菜 | 900g |
キャベツ | 300g |
ニンジン | 少々 |
唐辛子 | 少々 |
柚子 | 少々 |
昆布 | 少々 |
塩紅サケを漬ける調味料 | |
酢(うずまき2倍酢) | 50cc |
酒 | 50cc |
砂糖 | 50g |
甘酒 | |
糀 | 200g |
ごはん | 150g |
湯冷まし | 50cc |
伊達巻き | |
卵 | 6個 |
はんぺん | 大1枚 |
A)砂糖 | 大さじ4 |
A)塩 | 小さじ1/3 |
A)薄口しょうゆ | 小さじ1 |
A)酒 | 大さじ1 |
A)みりん | 大さじ2 |
サラダ油 | 適量 |
栗きんとん | |
サツマイモ | 大2本 |
栗の甘露煮 | 20粒 |
クチナシの実 | 1/2個 |
A)砂糖 | 200g |
A)みりん | 大さじ3 |
A)栗の甘露煮の汁 | 1/2カップ |
塩 | 小さじ1/2 |
大豆の五目煮 | |
大豆 | 125g |
水 | 4カップ |
鶏もも肉 | 200g |
干しシイタケ | 5枚 |
ニンジン | 小2本(200g) |
こんにゃく | 1/2枚(100g) |
レンコン | 100g |
キヌサヤエンドウ | 18枚 |
A)干しシイタケの戻し |
JA女性部レシピ
つくろう!
- 《サケの昆布巻き》昆布でサケを巻き、両端をかんぴょうで二重巻きに。鍋に並べ、昆布のつけ汁をかぶる程度に注ぎ30~40分煮る。つけ汁を加えながら15~20分煮て、【A】で調味し更に約30分煮る。
- 《田作り》アルミホイルでフライパンを包み、ごまめを弱火で10分ほど木べらで煎る。パリッとしたらザルに上げてふるう。片手鍋に【A】を上下に傾けながら2分ほど煮つめ、ごまめを加えてすぐ火を止める。
- 《いしかり漬》白菜・キャベツは3cm角、3%の塩で1晩。ニンジン・昆布・柚子は細切り、唐辛子は輪切り。紅サケは細いそぎ切り、調味料に1晩漬ける。甘酒を作る。全て混ぜ合わせ、漬物容器に1日ほどおく。
- 《伊達巻き》はんぺんをプロセッサーにかけ、卵を加え10秒。ボウルに【A】を混ぜ、はんぺんも加える。熱した卵焼器に流し入れ、火を止める。蓋をしてごく弱火でゆっくり焼く。巻きすで巻き冷めるまでおく。
- 《栗きんとん》サツマイモを切り、水にさらす。かぶるほどの水で煮て、クチナシの実を加える。熱いうちに、ゆで汁大さじ3を加え1分ほどプロセッサーに。鍋に移し【A】と弱火で10分。塩と甘露煮を加える。
- 《大豆の五目煮》フライパンで鶏肉を炒める。色が変わってきたら【A】と大豆、干しシイタケ、レンコン、こんにゃくを投入。ひと煮たちしたら、落とし蓋をして中火で約10分。ニンジンを加え、柔らかく煮る。
- 《黒豆》水に1晩つける。煮たったら弱火で約5分。一度ゆで汁を捨て、かぶるほどの水で中火にかけ、沸騰したら弱火で約50分。柔らかくなったら砂糖を加え、弱火で約15分。しょうゆを加え、更に約5分。
- 《カニカマのくるくる巻き》ダイコンはスライサーで長方形になるように薄く切る(6枚)。ダイコンを広げ、手前にカイワレとカニカマをのせて巻く。【A】を混ぜた甘酢をつけて食べる。
- 《鶏肉の一夜干し》鶏肉は半分に切り5mm深さの切り目を入れる。【A】に潰したニンニクと唐辛子を混ぜる。ポリ袋に肉と調味料を入れ、常温で7~8時間。汁気を拭き1晩外で干す。グリルで両面がカリッと焼く。
ニンジンを梅花型で抜くなど、見た目も華やかに。家族が一緒に楽しめるように、子どもが好きなカニカマやチーズを使った一品も加えました。