福井県「にしんずし」JA敦賀美方女性部
港町・敦賀では、北海道から北前船によって昆布やニシンが運ばれてきた。北の海の幸は、地元の人たちの知恵により保存食としてアレンジされ、今に伝えられている。ニシンのすしは、敦賀祭はもちろん、正月に欠かせないおめでたい料理のひとつ。夏に仕込んで、秋に食べ頃を迎え、手軽に栄養を取ることができる。
材料(4人分)
ダイコン | 2本(2㎏)3日間干してから、3日間塩漬けする。 |
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ニンジン | 2本 |
身欠きニシン | 500g |
麹 | 500g |
みりん | 1/2カップ |
薄口しょうゆ | 1/2カップ |
酒 | 1/2カップ |
鷹の爪(トウガラシ) | 適宜 |
JA女性部レシピ
つくろう!
- ダイコンは干して、3%の塩で漬けておく。重石はダイコンの2倍程度。
- ニシンは糠(ぬか)を入れた水に一晩浸けて、柔らかくする。
- ニシンはきれいに洗って、2つから3つに切る。
- ダイコンは長さ10cm、厚さ1cmくらいの短冊切りにする。
- ニンジンは厚さ1cmの斜め切りにする。
- ダイコンとニシンを交互に漬けていく。一段目の半分にニシン、残り半分にダイコンを並べる。次の段はニシンの上にダイコン、ダイコンの上にニシンをのせて漬けていく。
- ダイコンとニシンを並べたら、麹、鷹の爪、みりん、薄口しょうゆ、酒をかける。(繰り返し)
- 重石(材料と同量)をしっかりして保存する。