島根県「かたらだんご」JAしまね出雲女性部中部地区
田植えが以前は5月下旬から6月初めに行われていました。また苗代から苗を取る作業や田植えの作業も、お互いに協力しあって行う「てがわり」で行われていました。それらの作業の時のお茶口に、来ていただいた方へのおみやげに作られていました。現在は機械作業になり、手作業で行うことも、「てがわり」作業もすっかりなくなってしましました。時代の流れとともに慣わしは変わっていきますが、時季に「かたらだんご」を作る事、この味は子へ孫へ伝えていきたいものの一つです。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(10人分(20個))
もち米粉 | 1kg |
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砂糖 | 50g |
小豆 | 500 |
グラニュー糖 | 250g |
塩 | 適量 |
片栗粉 | 適量 |
かたらの葉(サルトリイバラの葉) | 40枚 |
熱湯 | 約700~800ml |
じっくり!
お料理!
- かたらの葉は水洗いしておく。
- 小豆は、かぶるくらいの水で一度ゆでこぼし、再度、水(分量外)からゆでる。小豆が少しおどるくらいの火加減で沸騰させない。
- 小豆がつぶれるくらいやわらかくなったら、グラニュー糖を入れて練る。塩を少し入れて味を調整し、冷まして20等分する。
- もち米粉に砂糖を混ぜ、熱湯でよくこね、20等分する。やけどに注意!!
- 3のあんを4のだんごで包み、平たくなるように形を整える。
- 5のだんごに片栗粉をまぶし、かたらの葉ではさむ。蒸気のあがった蒸し器に入れ、10分くらい蒸す。
もち米の粉はよくこねると、こしのある美味しいだんごができあがります。よもぎの葉をゆでたものを混ぜると鮮やかな緑色と白の二色のだんごが楽しめます。