福井県「ぜんまいのくるみ白和え」JA福井市女性部

精進料理にはなくてはならない一品として法事・仏事に手作りされます。一見シンプルな料理に見えますが、実は下ごしらえにとても手間のかかる料理。素朴ながら奥深い味わいの一品です。

福井県「ぜんまいのくるみ白和え」JA福井市女性部の写真

  • 調理時間120分

※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値

材料(5人分)

干しぜんまい30~50g
みりん大さじ1
しょう油大さじ2
大さじ1
砂糖大さじ1
適量
 
和え衣
絹豆腐1.5丁
くるみ(殻付き)20~30個
しょう油少々
大さじ1
砂糖大さじ1
大さじ1

作り方

じっくり!
お料理!

  1. 干しぜんまいを洗い、ゴミや汚れをとり、かぶるくらいの水を入れて煮る。
  2. もどしたぜんまいを水にさらした後、3~4㎝の長さに切る。
  3. 鍋に調味料とぜんまいを入れ、汁がなくなるまで炒り煮する。
  4. かぶるくらいの水に豆腐を入れてゆで、ざるにあげ、水切りする。
  5. 豆腐のあら熱がとれたら、ふきんに包み、水気をしぼる。
  6. 殻付きのくるみを割って身を取り出す。
  7. くるみをすり鉢で油が出るまでする。
  8. すったくるみに豆腐を入れクリーム状になるまですり、調味料を加え、和え衣をつくる。
  9. 味付けしたぜんまいを入れて和える。

料理上手のワンポイント

豆腐を水切りする際は、ふきんをしいたザルに豆腐を入れ、豆腐のうえに皿をかぶせて重石をのせ、半日くらいおいて水切りする。
和え衣に調味する際、隠し味にしょう油をほんの少し(色が付かない程度に)入れると味が引き締まる。

やっぱりにっぽんがおいしい

豆腐の和え衣が山菜や野菜の味を引き立てる料理です。
JA福井市の管内でも、報恩講や仏事・法事などで出されるごちそうのひとつで、美山の山で採れたぜんまいを使って作るのがならわし。豆腐の「白」には、清め・弔いの意味が込められています。福井県内でも、和え衣にはゴマやピーナツを入れる地域もあるそうです。

野菜・くだものの栄養や選び方等を紹介!

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