石川県「鯛入りの関東風お雑煮」JAはくい女性部中邑知支部
雑煮は地方色の強い料理です。代表的なのが関東風のすまし仕立て、みそ仕立ての関西風です。生活が多様化している今日でも年に一度のお雑煮だけは心を込めて手作りし、わが家の味として伝えていってほしいものです。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人前)
〇真鯛(刺身用) | 4尾 |
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〇塩 | 少々 |
〇小松菜 | 4枚 |
〇かまぼこ | 4切 |
〇角もち | 4個 |
〇ゆずの皮 | 少々 |
〇だし汁(4カップ分) | |
・削りかつお節 | 30g |
・だし昆布 | 10㎝角2枚 |
・塩 | 小さじ1 |
・薄口しょうゆ | 小さじ1強 |
じっくり!
お料理!
- 真鯛を3枚におろし、塩をふって熱湯で1分ゆでる。その後一口大に切る。
- 小松菜は熱湯で1分ゆでる。水けを切り4㎝の長さに切る。
- かつお節と昆布で一番だしをとる(①鍋に水5カップとだし昆布を入れて10分~15分つけておいてから中火にかける②グラッと煮立つ寸前に昆布を取り出し削りがつお30gを加えて一煮立ちし火を止める③2分ほどおいて削りがつおを沈め、ペーパータオルを敷いたざるを通して静かにこし汁を自然にきる)。その後だし汁を煮立てて塩を入れ、薄口しょうゆを加えて一煮立ちさせたら火を止める。
- オーブントースターで角もちを軽く焦げめがついて少しふくらむまで焼く。
- 椀にもちを入れて真鯛と小松菜を立てかけ、かまぼこをのせて静かに汁をそそぐ。最後に、ゆずの皮を飾る。
材料に火を通す際にアクも抜いてください。だし汁は長く煮立てると薄口しょうゆの風味が損なわれるので注意してください。もちの間隔をあけておくと焼けてふくらんだときにくっつかきません。弱火に焼き網をかけて、もちをのせ片面づつ焼いても良いです。お魚が入っていても生臭くなく、盛り付けの形がくずれず椀の中の景色が良いです。