三重県「おんこ寿司」JA伊勢 鳥羽志摩地区 志摩支部
新鮮なカツオを醤油たれに漬け込んで酢飯と混ぜ合わせたのが、一般的に有名な、「てこね寿司」。カツオを塩のみで味を付け、握った酢飯の表裏にのせ軽くにぎり合わせたのが「おんこ寿司」です。忙しい時に簡単に作れて食べやすく、昔は志摩の二大寿司だったそうですが、若い世代にあまり知られていないのが残念です。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(5人分)
米(鳥羽志摩地区の「珠光」) | 5合 |
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カツオ | 500g |
(刺身用のさくになったもの。三枚おろしでも可) | |
酒 | 1/4カップ |
昆布(切れ目を入れておく) | 5cm |
<合わせ酢> | |
酢 | 1/2カップ |
砂糖 | 125g |
みりん | 25cc |
塩 | 少々 |
じっくり!
お料理!
- 米は、昆布と酒を入れて炊飯器の分量の水加減で炊く。
- 合わせた酢の材料を鍋に入れ、火にかけて砂糖がしっかり溶けたら火を止め、冷ましておく。
- 米が炊き上がったら、寿司桶に移して合わせ酢を加える。米を切るように広げながら混ぜ、うちわ等で扇ぎしっかり冷ます。
- カツオは、血合を除いて5㎜幅の切り身して、塩を少し振りかけてザルにあげておく。
- 3のご飯を直径7㎝ぐらいの大きさに握って形を取り、カツオを裏、表にのせ軽くにぎり盛り合わせる。
生魚を使用するので、ご飯はよく冷ましてください。カツオを乗せたら、ご飯をあまりこねず、軽く握ることがポイントです。