福井県「赤飯」JA福井県女性部 テラル支部

祭り事、祝い事で赤飯を食べましたが、最近は祝い事でも食べる機会が少なくなっています。秋には栗が入った赤飯が喜ばれたりします。赤飯は昔、赤米を蒸したものであったそうです。日本では、古くから赤い食べ物は邪気を払うと考えられていたため、神様に赤米を備えるという風習もあったそうです。

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  • 調理時間150分

※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値

材料(8~10人分)

もち米 1.5kg(1升)
小豆 150g(1合)
※もち米の1割程度
小豆の茹で汁(打ち水用)300cc

作り方

じっくり!
お料理!

  1. もち米は水がきれいになるまで研ぎ、ザルにあげて水を切っておく。
  2. 小豆は水洗いし、かぶるくらいの水を加えて煮立たせる。色よく仕上げるために、灰汁がある最初のゆで汁は捨てる。
  3. 小豆を鍋に戻し、1ℓの水を入れて火にかける。小豆の皮が破れないよう落とし蓋をするか、豆がゆっくり踊るくらいの火加減で20分ほど煮て、食べられるくらいの硬さにする。
  4. 小豆と茹で汁を分けて冷ます。茹で汁は、打ち水用(300㏄ほど)と、餅米を漬ける用に分ける。
  5. 1のもち米を4の茹で汁に入れ、色むらにならないように全体を混ぜ、そのままひと晩おく。茹で汁でもち米がしっかり隠れない場合は水を足す。
  6. ひと晩おいた5のもち米をザルに上げ、30分くらい水切りする。蒸し器に濡らして絞った蒸し布を広げる。
  7. もち米と小豆をよく混ぜ、蒸し器に入れて平らにする。蒸気の通りを良くするために、数カ所に指を入れて窪ませる。強火にかけて、湯気が出てきたら30分ほど蒸す。
  8. 7のもち米を、蒸し器ごと火から下ろし、4の打ち水を回しかける。
  9. 再度火にかけ、湯気が出てきたら10~15分くらい強火で蒸す。時々、もち米を食べて硬さを確認する。
  10. ちょうどよい硬さになったら、器(寿司桶、もろぶた、ボール等)に移し、余分な蒸気を飛ばしたら出来上がり。お好みで、ゴマ塩を振っていただく。

料理上手のワンポイント

小豆の茹で汁は、お玉ですくっては落とす作業を繰り返しながら冷ますと色が良くなります。また、もち米を茹で汁につける目安は、夏場6時間程度、冬場8時間程度。赤飯の色を濃くしたい場合は、小豆を多めに使う。
食べるときに、塩やゴマ塩を振ると食のアクセントになります。

やっぱりにっぽんがおいしい

最近は祝い事でも貴重な赤飯になってきています。11月23日は新嘗祭(にいなめさい)として、古くは皇極天皇(在位642年~645年)の時代より、その年の五穀の収穫を感謝する宮中行儀が行われています。五穀の中に、お赤飯の起源と言われる赤米が含まれる事もあり、平成24年に11月23日を「お赤飯の日」として制定。又、この日は、勤労感謝の日であり、日頃の感謝の気持ちを込めてお赤飯を贈って欲しい、食べて欲しいとの気持ちを込めてお赤飯の日と称されています。

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