埼玉県「いがまんじゅう」JAほくさい女性部
「いがまんじゅう」は饅頭のまわりを赤飯で包んでいる和菓子で、埼玉県北東部の羽生市、加須市、鴻巣市などで作られている郷土料理です。まわりにまぶした赤飯が栗の「いが」に似ている事から名付けられました。昔から小麦粉の生産が盛んで、地域では「朝まんじゅうに昼うどん」と呼ばれるほど粉物料理をよく食べていました。祝い事や祭りでよくこの「いがまんじゅう」が振舞われますが、昔、赤飯を作るもち米は貴重だったため、まんじゅうの周りに赤飯をまぶして大きくみせたのが「いがまんじゅう」のはじまりともいわれています。
材料(約4個分)
小麦粉 | 80g |
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<A> | |
砂糖 | 30g |
溶き卵 | 小さじ2 |
牛乳 | 大さじ1 |
重曹 | 3g |
お湯 | 25㏄ |
食酢 | 1滴 |
あんこ(できあがったもの) | 160g |
赤飯(できあがったもの) | 100g |
じっくり!
お料理!
- Aの材料を混ぜ合わせる。混ぜ合わせたものを、ボウルに入れた小麦粉に加え、木べらでよく混ぜ合わせたら、40gづつに分けてバットに入れる。
- あんこを、1で作ったいがまんじゅうの皮で包み、蒸気の上がった蒸し器で12分蒸す。
- 出来上がったいがまんじゅうのまわりに、蒸かした赤飯を付ける。
いがまんじゅうの皮の材料を混ぜる時、空気を含むように”てり”が出るまでよく混ぜます。赤飯はイガのように丁寧に丸くつけます。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!