埼玉県「いがまんじゅう」JAほくさい女性部
「いがまんじゅう」は饅頭のまわりを赤飯で包んでいる和菓子で、埼玉県北東部の羽生市、加須市、鴻巣市などで作られている郷土料理です。まわりにまぶした赤飯が栗の「いが」に似ている事から名付けられました。昔から小麦粉の生産が盛んで、地域では「朝まんじゅうに昼うどん」と呼ばれるほど粉物料理をよく食べていました。祝い事や祭りでよくこの「いがまんじゅう」が振舞われますが、昔、赤飯を作るもち米は貴重だったため、まんじゅうの周りに赤飯をまぶして大きくみせたのが「いがまんじゅう」のはじまりともいわれています。
- 90分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(約4個分)
小麦粉 | 80g |
---|---|
<A> | |
砂糖 | 30g |
溶き卵 | 小さじ2 |
牛乳 | 大さじ1 |
重曹 | 3g |
お湯 | 25㏄ |
食酢 | 1滴 |
あんこ(できあがったもの) | 160g |
赤飯(できあがったもの) | 100g |
じっくり!
お料理!
- Aの材料を混ぜ合わせる。混ぜ合わせたものを、ボウルに入れた小麦粉に加え、木べらでよく混ぜ合わせたら、40gづつに分けてバットに入れる。
- あんこを、1で作ったいがまんじゅうの皮で包み、蒸気の上がった蒸し器で12分蒸す。
- 出来上がったいがまんじゅうのまわりに、蒸かした赤飯を付ける。
いがまんじゅうの皮の材料を混ぜる時、空気を含むように”てり”が出るまでよく混ぜます。赤飯はイガのように丁寧に丸くつけます。