三重県「でんがら」JAみえなか女性組織連絡協議会
松阪市飯高地域の昔ながらのおやつの「でんがら」は、郷土料理の一つで、ほうの葉に包んだアン入り団子です。田植えや農作業を終え「野上り」という行事の時に、各家庭で手作りの「でんがら」を食べていました。「でんがら」の言われは、ほうの葉の葉脈と外側の結んである紐跡によって団子の表面につけられる跡がちょうど「田」の字に読めることから「田柄」から「でんがら」になったと言われています。
材料(約25個分)
<A> | |
小麦粉 | 500g |
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塩 | 6g |
熱湯 | 400cc |
<B> | |
白玉粉 | 80g |
水 | 100cc |
あん | 500g |
朴葉 | 25枚 |
シュウロの葉(結び紐) | 25本 |
じっくり!
お料理!
- 事前に朴葉はゆがいて、水につけておく。
- 白玉粉に水を加えトロリとしておく(ひたひたくらい)。
- ボウルに小麦粉、塩を加え軽く混ぜる。
- 3に熱湯半分くらいを入れて菜箸で混ぜ、半練りにして2を加えよく混ぜる。
- 4に残りの熱湯を固さを見ながら加え、耳たぶくらいの固さに練る。
- 5の生地にラップをかけ少しねかせる。
- あんこを1個20g程度の大きさに丸める。
- 生地を25個分に分け、あんを入れて朴葉で包み結び紐で結ぶ。
- あらかじめ沸騰させておいた蒸し器で20分蒸す。
包む時、手水をたっぷりつけて朴葉も濡れている状態で包んでください。水分が少ないと、出来上がりの時に引っ付いてしまいます。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!