福井県「あぶらげごはん」JA福井県女性組織協議会
福井県は浄土真宗の信仰があつい仏教王国。信徒たちの催事の昼食には、精進料理の貴重なたんぱく質として油揚げがなによりのごちそうでした。田んぼの用水掃除など村の協同作業の後には、竹の皮で包んだ「あぶらげ飯」が振る舞われました。いまでも おにぎりにして食べたり、行楽のお供として親しまれています。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
米 | 3合 |
---|---|
あぶらげ(厚揚げ) | 1丁 (約200g) |
A | |
しょうゆ | 50㏄ |
砂糖 | 25g |
紅ショウガ | 少々 |
じっくり!
お料理!
- 米は洗い、通常の水加減にする。
- あぶらげは1~2㎝角に切る。
- 1の炊飯器のスイッチを入れ、米を炊く。
- 米が炊きあがる10分ほど前のタイミングで、鍋にあぶらげ、Aを入れて火にかけ、ひと煮たちさせる。
- 米が炊きあがる5分ほど前に、4を炊飯器の中に入れ、いっしょに炊きあげる。
- 炊きあがったら混ぜて器に盛りつけ、紅ショウガをのせる。
福井県では油揚げを「あぶらげ」と呼んでいて、メインの食材にもなるほど厚みがあるのが特長です。「あぶらげごはん」は揚げの油がしみこんだ「こく」のある炊き込みごはん。食べるときにしょうゆを少々たらすとさらにおいしくなります。