福井県「あぶらげごはん」JA福井県女性組織協議会
福井県は浄土真宗の信仰があつい仏教王国。信徒たちの催事の昼食には、精進料理の貴重なたんぱく質として油揚げがなによりのごちそうでした。田んぼの用水掃除など村の協同作業の後には、竹の皮で包んだ「あぶらげ飯」が振る舞われました。いまでも おにぎりにして食べたり、行楽のお供として親しまれています。
材料(4人分)
米 | 3合 |
---|---|
あぶらげ(厚揚げ) | 1丁 (約200g) |
A | |
しょうゆ | 50㏄ |
砂糖 | 25g |
紅ショウガ | 少々 |
じっくり!
お料理!
- 米は洗い、通常の水加減にする。
- あぶらげは1~2㎝角に切る。
- 1の炊飯器のスイッチを入れ、米を炊く。
- 米が炊きあがる10分ほど前のタイミングで、鍋にあぶらげ、Aを入れて火にかけ、ひと煮たちさせる。
- 米が炊きあがる5分ほど前に、4を炊飯器の中に入れ、いっしょに炊きあげる。
- 炊きあがったら混ぜて器に盛りつけ、紅ショウガをのせる。
福井県では油揚げを「あぶらげ」と呼んでいて、メインの食材にもなるほど厚みがあるのが特長です。「あぶらげごはん」は揚げの油がしみこんだ「こく」のある炊き込みごはん。食べるときにしょうゆを少々たらすとさらにおいしくなります。
地元の農家が生産した採れたて農産物を
販売する、JAの直売所です。
生産者が、市場を通さずに直接農産物を販売する施設がファーマーズマーケット(農産物直売所)で、そのうちJAが運営しているものを「JAファーマーズマーケット」と呼んでいます。現在、全国で約1,700カ所のJAファーマーズマーケットがあり、道の駅内での開設や、カフェやレストラン、市民農園を併設する店舗も増えていて、観光スポットとしても注目を集めています。毎朝、地元の生産者から届けられた採れたての野菜や果物が並ぶファーマーズマーケットでは、作り手の顔が見える、安全で安心な旬の農産物を手に入れることができます。家族みんなで楽しめるワクワクスポットに、ぜひ足を運んでみてください!