山形県「庄内町産 笹巻」JAあまるめ
笹巻は端午の節句の行事食として古く中国から伝わってきたものです。季節を問わず、様々な行事の「主食」として使われています。庄内町では、正月・七つ祝いのために「笹巻」を作り、集落の一軒一軒にお祝いとして配っていく風習があります。
- 300分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(5人前)
笹の葉 | 20枚 |
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もち米 | 2合 |
結び紐 | 10本 |
きな粉(お好みで) | ~200g |
黒蜜(お好みで) | 50g |
じっくり!
お料理!
- 作成する前日、夕方にもち米を研ぎ一晩水に浸す。
- 水に浸したもち米を水切りする。黄色い笹巻の場合、巻く直前に重曹を充分まぶす。
- 作成する当日、乾燥した笹の葉を熱湯に入れ、開いてきたら冷たい水で洗う。
- 笹の葉の根元を切る。
笹の葉を2枚ずらして三角に形作る。 - 笹の葉を円錐形にしておちょこ(2.5勺もしくは3勺)1杯のもち米を入れ、三角に形作った笹の葉からもち米が出ないように形を整える。
- ずれないようにい草でしっかりと結ぶ。
5個ずつまとめ、い草の長い部分を結んでおく。 - 10個出来上がったら、水の中に笹巻を入れ沸騰するまで煮る。沸騰し始めてから3時間~3時間半煮続けていく。黄色い笹巻の場合、4時間煮る。
- 火を止めて人肌になるまで冷ます。
- 水切りをする。
- きな粉と黒蜜をまぶして食べる。
・おちょこ1杯のもち米は縁すれすれまで入れる。
・沸騰中は、笹巻が常にお湯がかぶるぐらいお湯を足していく。
・黄色い笹巻の場合、煮る時間は4時間を基本の目安とする。煮る時間が早くても遅くても出来上がりに支障が出る。
・笹巻には白い笹巻と黄色い笹巻の2種類があり、白い笹巻は粒感がありしっかりとした食感が楽しめる。黄色い笹巻は灰汁で煮る作業をすることから、軟化してプルンとなることで独特な食感と風味が楽しめ、スイーツ感覚で食べる方が多い。