長野県「のたもち」JA信州諏訪
お盆や十五夜によく作られた代表的な郷土料理です。
田のあぜや畑に大豆をまき、お盆に親戚が集まるとみんなでのたもちを作って食べたといわれています。全国的には東北地方の「ずんだ」が有名ですが、諏訪地方では「のた」または「ぬた」と呼びます。
もちを丸めてのたをまぶしたり、茶碗に盛ったごはんにかけたりして食べます。
味付けは塩のみから砂糖たっぷりまで、すりつぶし加減なども各家庭ごとに伝統の味があります。
- 60分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(4人分)
〈もち〉 | |
うるち米 | 90g |
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もち米 | 210g |
水 | 360ml |
〈のた〉 | |
枝豆(さやつき) | 600g |
砂糖 | 大さじ6 |
塩 | 小さじ1/2 |
水 | 適量 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- もち米とうるち米を混ぜ、360mlの水に一晩つけた後、炊く。
- 炊けたらすり鉢で米の粒を半分つぶし、はんごろし状態にする。
- 枝豆をさやごと色が変わるまでゆで、手で触ることができる温度まで冷めたらさやから豆を取り出し、豆をすり鉢でつぶす。
- 豆をすり鉢ですりながら、砂糖、塩を加える。お好みの柔らかさになるまで水を加え混ぜる。
- 2をお茶碗に盛り付け、その上に4をかけたら完成。
このレシピは地元のおばあちゃんに教わりました。普段は野菜を作り出荷されていますが、地元の小学校で郷土料理を教えているそうです。 お米は潰しすぎず、”はんごろし”(半分つぶす事)にすること、「もち」というよりは「ごはん」のようにすることがポイントです。