富山県「かぶらずし」JAいみず野女性部
お正月のおせちの一品です。寒い季節の保存食。
- 120分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(漬け容器5リットル分)
大カブ(1㎏程度) | 1個 |
---|---|
塩 | カブの 2~3% |
塩サバ | 20切れ |
甘酢(またはらっきょう酢) | 適量 |
人参 | 30g |
生姜 | 20g |
鷹の爪 | 1本 |
<糀床> | |
米糀 | 300g |
ぬるま湯(60℃) | 400㏄ |
ご飯 | 1~2合 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- カブの下漬をする。カブは洗い、上下を落とし、厚く皮をむき水に浸してアクを抜いた後、4つ割にして両端を切る。4つ割したカブを5つに切り、中央を8分目まで切込みを入れる。塩をふり、カブと同量の重石をして2日程漬ける。
- 塩サバは三枚におろし、薄皮を剥いでそぎ切りにし、サバが浸るほどの甘酢に浸ける。
- 糀床を準備する。米糀をよくほぐし炊飯器の釜に入れ、ぬるま湯(60 ℃)を注ぎ、よく混ぜ表面を平らにしてラップを張り、そのまま保温にして3時間置く。炊飯器の蓋は完全に閉じない様に割箸をかませて固定する。約700gの甘酒ができるので、良く冷ましたら、粗熱をとったご飯を混ぜ合わせる。
- 本漬を始める。下漬けしたカブとサバはざるに上げ、水気を切る。
- カブにサバを挟む。
- 人参と生姜は千切り、鷹の爪は輪切りにしてボウルに入れて混ぜ合わせる。
- 漬け容器にビニール袋を敷き、糀床を少し入れ、サバを挟んだカブ、人参と生姜、鷹の爪を混ぜたもの、糀床の順に交互に重ねる。最上段は糀床で終わるようにする。また糀床は下段は少なく、上段に行くほど多めに入れる。
- 詰め終わったら、ビニール袋を内側に折り畳み、重石をのせる。
- 7~10日間ほど、冷暗所においてなじませる。パリッと食べたいときは、5日間位でも可食できる。
重石は、漬けるものの重量以上をのせ、1週間~10日間冷暗所に保管すること。もっとお手軽に作りたい場合は、かぶらずしの素やかぶらずし用のサバの切り身が市販されています。時間がない場合はそちらを利用するのも手です。