宮城県「お米のミルフィーユ」JA名取岩沼 美田園支店女性部
東日本大震災被災地である宮城県名取市では、当時避難所生活を余儀なくされた方が多く、その記憶は今も色あせることはありません。その経験から「鍋ひとつあれば避難所でも簡単に作れるうえに、楽しくてほっとしてもらえるものを」と考え、作られた料理です。復興住宅のみなさんといっしょに作りました。
- 90分
※ カロリー・塩分・脂質は1人分の値
材料(8人分)
米(名取産ひとめぼれ) | 5合 |
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すし酢 | 適宜 |
卵 | 3個 |
ニンジン(中) | 1本 |
キュウリ | 1本 |
エダマメ(さやつき) | 40g |
シイタケの甘煮(薄切り) | 20切れ |
ツナ缶(ライト) | 3缶 |
ミニトマト(プチぷよ) | 10個 |
砂糖 | |
しょうゆ | |
塩 | |
油 |
このレシピに使われている野菜・旬・健康テーマ
※ 健康テーマは、レシピの中で使用している野菜の栄養素をもとに分類したもので、選択できる病気の回復などをお約束するものではありません。
じっくり!
お料理!
- 米は少しかために炊き、分量に見合ったすし酢を混ぜ合わせる。
- ニンジンは5㎝長さの千切り、キュウリは縦にスライサーをかけてリボン状に。ミニトマトはへたを取る。
- フライパンに薄く油を敷き、砂糖・塩各少々を加えてよく溶いた卵を流し入れ、錦糸卵を作る。エダマメは塩ゆでしてさやからはずし、薄皮をむく。
- ツナの油を鍋に入れ、ニンジン、ツナ、砂糖・しょうゆ各少々を加えて軽く炒める。
- 深めの鍋などを用意し、底に錦糸卵を敷き、その上に1/3量のすし飯をのせ、4のニンジンとツナをのせる。さらに1/3量のすし飯をのせたらシイタケの薄切りをのせ、最後に残りのすし飯をのせて平らに押さえる。
- 皿に5をひっくり返して盛り、3のエダマメをちらし、ミニトマトを飾りつけて中央にキュウリを巻いて飾る。
鍋をひっくり返すときは、慎重に! ミニトマトは「プチぷよ」という小さめの品種を使います。